こんな幸せなことはない!

 
ブルーチーム市大会初日。
僕の期待以上のプレーを魅せてくれた。
 
全選手が!
 
そんな中でも、3つの創造を超えたプレーと、1つのチームの変化を発見した。
 
 
勝利よりも何よりも嬉しい瞬間がこんなにあったことは、本当に嬉しい!!
 
 
1つ目は ” タクト ” が魅せたプレー。
タクトは4年生。彼は、2002年組と一緒に、厳しい( 怖い? )環境でトレーニングを続けることで、上手さに ” 強さ ” が付いてきた。積極的なアプローチとハードワークが出来るようになり、自分のチームに戻っても良い効果を与えてくれると思う。そんなタクトが 『 おっ! 』 というプレーを見せてくれた。DFの背後に抜けたヤマトへ、ふわりと浮かした優しいパス。残念ながら少し短かくなったためビックチャンスにはならなかったが、3次元でパスコースを見つけ実行するとっさのひらめきと高い技術を見せてくれた。良い動きをする受け手のパートナーが育てば、どんどんアイデアが出てきそうな感じ。
 
 
2つ目は ” タツキ ” が魅せたプレー。
本当に ” 賢い ” 選手だと感心する。僕が要求していることは、ほぼ完璧にこなしてくれている。もちろん、それ以上のアイデアをプレーで表現してくれる。なにより驚いたのが、以前ここで書いた、” 無駄なワンタッチやドリブル ” が無くなったこと。気付いたら、FWの動き出しにあわせたパスが出せるようになっていた。たった2週間、トレーニングは3回しかなかったのに。本当に驚いた。
 
 
3つ目は ” ヒカル ” が魅せたプレー。
彼のセンスと頑張りはチーム内でも1、2を争う。まだまだ、心技体とも成長過程だが本当に楽しみな選手。サイドバックへポジションを替えた途端に見せたタイミングの良いオーバー。そして、『 おっ! 』 とさせてくれたプレー。相手の前でパスカットし、逆側にいたアキノリへ体を捻りながら出した縦パス。このパスを起点に得点に結びついた。守から攻へ、チームのスイッチが切り替わった瞬間だった。カットからパスまでのイメージが出来ていたんだと思う。本当に素晴らしいプレーだった。
 
 
最後にチームの変化。これは、プレーではなく整列し入場する時のこと。
 
知らぬ間に ” 声 ” が出ていた
 
これには驚いた。選手間で相談したことかどうかも知らない。もちろんコーチ陣からは指示もしていない。内容とか、歩きながら声を出すことの良し悪しとかは関係ない。
 
試合に臨むチームの、自発的な行動であることに感激した
 
この2ヶ月間、4、6年生に協力してもらい、5年市大会に向けたメンバで活動をさせてもらった。我がままさせて頂いた最大の目的だったチームの一体感と変化・成長を、たっぷり感じることが出来ている。
 
こんな幸せなことはない!
 
 
今、ひとつの目標に向かって、2002年組と2003年組がドンドン成長している。
 
毎週、毎週、なにか発見があり本当に楽しい!
 
 
選手達の一番近くにいるから味わえる、最高の喜びである!!
 
 
24日のレッドチームの本番も楽しみで仕方ない!
 

Author: tademako

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