10.細かく振り返る
- 2014年07月08日(火)
- in 00_選手達へ伝えたい20のこと
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「成長速度を上げる魔法」のその4
細かく振り返る
出来たこと、出来なかったこと。
振り返る(確認する)ことはとても大事なこと。
ただし・・・
失敗したことは、その時に確認して、終わらせること。
たとえば、コントロールをミスした。
「 やばい、失敗した・・・ 」
これは、振り返りではない。その時起きたことを確認しているだけ。
「 ○○○しなかったから、失敗したんだな 」
と、失敗の原因を確認する。
これを、その瞬間に確認する。
上手に出来たことも同じ。
「 ○○○を意識してたから上手く行った 」
こうやって、ひとつひとつ振り返ることで、次のプレーに活かすことが出来るようになる。
考えて(意識して)プレーすることが出来るようになる。
ダイキはサッカーノートに、「出来たこと」と「出来なかったこと」を記入する欄があった。そして、必ず出来たこと・出来なかったことの理由を書いていた(素晴らしいこと)。
それを、ワンプレーずつ確認しながらやってみよう。
もっともっと、サッカーが ” 丁寧 ” になる。
原因まで分からなければ、「 なぜ 」 を一瞬でいいから考える。
なぜ、見方にぴったりのパスが出せたのか
なぜ、ボールが遠くにとんだのか
なぜ、相手に抜かれてしまったのか
なぜ、ターンが上手く行ったのか
まずは、絞ったポイントに対して、
上手くいったときも、上手くいかなかったときも
” なぜなぜ ” って確認しつづけてみよう。
後でまとめて
ってなると、沢山のことを忘れてる。
特に、良かったことのほうが忘れてるから・・・。
失敗した原因は、以外と分かりやすい。
でも、成功した原因は、以外と説明しにくいもの。
なぜ 上手にプレーができたのか
その秘密を説明できる選手になろう!
それが、「 破 」 の段階に移ったことであり、最後には型破りな人になるために必要なこと。
もちろんサッカーノートに記録していくこともとても大事。
サッカーノートも、出来るだけ細かい単位で書いていこう。
土日分を、まとめて月曜日に書くなんてのは、土曜日に起きた自分のプレーについて、細かな原因まではほとんど忘れてるはずだから。