2.「目標」は変えなさい

 
次に、目標とはなにか?
 
目標は、目的に向かって突き進む 途中に設定した小さなゴール だと思っています。
 
例えば・・・健康的な体になる!という目的のために、まず10kgダイエットするという目標のように・・・
 
 
サッカーが上手になるという目的だったら、上手になったことが実感できる自分で定めた ” 設定値” のこと。
 
数字で ” 上手 ” を表すことが難しいサッカーでは、個人的な目標設定はとても難しい。それでも、僕はみんなが5年生になる時、チームと個人の目標を各自に決めてもらった。その前には、基本スキルシートを配り、目指すべき明確な技術ポイントを示した。月1万回ボールに触ろうという目標も作ってみた。リフティング大会なんかも、目標設定には分かりやすい。陸上選手なんかだと、タイムだったり距離ってのが目標になるし、仕事だと、売り上げとか件数とかになるのかな。
 
 
アキノリは、年間100ゴールをいう目標を立てた。
達成した後、もう100ゴールと、新たな目標を設定した。
 
アキノリのように、目標をドンドン ” 進化 ” させることは、とても大切なことだと思う。
 
 
身近な目標を達成し、次の目標を設定する。また達成し、また設定し、また達成し・・・
 
この繰り返しが良い。
 
 
目標は、達成可能なものでないと意味が無い
 
と僕は思っている。
 
 
だから、なかなか達成できそうにないと思ったら、スパッと目標の設定を下げたほうが良い。
達成できない理由が分からなければ、いつまでたっても達成できない。あまりにも高い目標だと、なぜ達成できないのか、本質が分からなくなるし、言い訳やあきらめやすくなってしまう。
 
 
目標は、今日の自分よりも高いところに設定し、そして達成すること。
 
これが大事。
 
達成できたということは、今日の自分より成長できたという証拠。
 
 
 
だから、今の自分より、少しレベルの高い設定値を目標にするといい。 
 
 
 
ただし、目標設定には注意が必要。
出来れば、他人の評価に左右される目標設定は極力避けたほうが良い。
レギュラーになる、トレセンに選ばれる、3回褒められるなどなど。
 
これらは、自分でコントロールできる範囲が極端に狭くなる。しかも達成可否が、そのワンチャンスに限られていて、達成できなかった時のモチベーション低下はとても大きなものになる。まさに、僕が会社帰りに愚痴をこぼしながらビールを浴びる理由がこれなんだなぁ・・・。
 
 
 
目的と目標がマッチした時、体中からモチベーションの炎が燃えたぎる。
 
 
 
目標がドンドン進化しているということは、自分がドンドン成長している証拠になる!!
 
 
 

Author: tademako

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