3.蚤(ノミ)のサーカス

 
目標を設定しようとした時、自分には無理かなぁ~って思うことあるよね。
 
じゃぁ、自分自身の可能性ってどれくらいあると思う?
 
 
 
「自分はたいしたことないな」って思っている選手はいないか?
 
 
もしそういう風に思っている選手がいるなら、それは自分で ” 勝手に限界を作っている ” だけ。限界を勝手につくることを、 ” 蓋をする ” って言うんだ。
 
 
「 蚤(ノミ)のサーカス 」 という有名な話で、” 蓋をする ” ってことを説明する。
 
犬や猫なんかに住みついてる、ノミという小さな昆虫。体調1mm~9mmくらいだけど、ジャンプすると体長の60倍くらい飛べるらしい。たとえば、5mmのノミは、30cmくらい跳ぶってことです。みんなが、100m近く飛ぶってことだ。
 
そのノミを調教してサーカス ” させる ” って話。その調教方法は、ノミが跳べる高さより低いところに蓋(フタ)をした透明な箱に数日入れておくだけ。
 
すると、はじめの頃は、逃げようと思いっきりジャンプするから蓋にぶつかり続ける。でもしばらくすると、ノミは学習して、天井にぶつからないように、低くジャンプするようになる。
 
次に、その蓋を外す。
 
すると、本当は余裕で飛び越えて逃げれるジャンプ力を持つノミなのに、学習した高さしか飛べなくなり、2度と高く飛ぶことは出来なくなる
 
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本当はもっと高く飛べる力を持っているのに、勝手に作った(作られた) ” 蓋(限界) ” のせいで、その力を発揮することが出来なくなるよ!
 
っていう話。
 
 
ほかに、「サーカスの象」っていう有名な話もある。
 
サーカスに出演する象。演技が終わると、木の杭に紐で結ばれる。もちろん象は、大きくて力持ち。そんな杭や紐なんて、すぐに引っこ抜いて逃げられるはずだけど、まったく逃げない。
 
実はこの象、赤ちゃんの時から逃げ出すことが出来ないように縛りつけられてました。その結果、大きくなった象は逃げ出す力を持っているにも係らず、勝手に「足を縛られると絶対に逃げ出せない」と思い込んでしまってるんです。
 
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両方とも、勝手に限界を作ったら(作られたら)可能性がつぶれちゃうよ!っていう話。
 
 
 
みんなには、まだ無限の可能性がある!
 
 
 
自分で勝手に限界を決めない!
他人が、勝手に決めた限界は気にしない!
 
 
自分で定めた、目的と目標に向かって突き進めばいい!!
 
 
 
 
 
僕は、最高記録を目指し、高く飛び続けるノミでいたい!
そして、子供達の限界を決めたり、子供達を大人の(固定)概念に「縛りつける」ことがないようにしたい。 
 
 
 
そういえば、うちのガメ(かめ)も、水槽を大きくしたら体が大きくなったな。
 
 
 

Author: tademako

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