13.欠点は長所

 
「 困難や難題に負けない為に 」のその2
 
欠点は長所
 
 
「 どんな欠点にも長所がある 」
 
ヨハン・クライフの言葉
(※ヨハン・クライフ:元オランダ代表・バルセロナで活躍した往年の名選手。監督として、現在のバルセロナサッカーの原型を作った名将:wikipedia
 
 
 
これは、 「 欠点を長所として捉えるようにする 」 ということだと思っている。
 
 
 
「 欠点を直すか、長所を伸ばすか? 」
「 長所を伸ばすための練習をしよう 」
 
よく、こんな話を聞くが、そもそも短所だと思っていることが長所であれば、選択肢はひとつに限られる。
 
 
長所を活かす!
 
 
 
「 欠点だ 」 と思えば、自分の可能性にフタをする
「 長所だ 」 と思えば、自分の可能性が更にに広がる
 
 
 
 
僕は、誰よりも背が低い(中学生よりも低い・・・)。
また、短距離走も遅い(高校のとき、親父にマジで負けたくらい・・・)。 
 
 
” 背が低い ” ことは ” 相手から観えづらい ” 長所だと思っている。だから、チョコチョコ動き回って、ボールをチャンスの場所で受けることを心がけた。相手が”なめてくる”という長所もあった。小学校の時のソフトボール大会では、非力な僕が1番バッターだった。もちろん四球狙い。
 
” 足が遅い ” ということは、” 緩急をつけやすい ” という長所があると思っている。どうせ遅いんだから、クリロナのように、相手をスピードでぶっちぎるようなドリブルはしない。一瞬のスピード変化があれば、” 遅い ” と思っている相手を交わすことはできる。こんな僕でも、以外と相手を交わしてドリブルしていたもんだ(とおい過去・・・)
 
” 太っている ” なら、相手にあたり負けしないかもしれない。ポストプレーヤーとしての技術を磨けばいいかもしれない。
 
” 短気 ” だと思っている人は、実は ” 負けず嫌い ” という大事な気持ちを持っているかもしれない。
 
” ボールを持ちすぎる ” ことを欠点だと指摘された。でも、” 多くの相手を引き付ける ” という長所もある。絶対に獲られないキープ力と、パスを出す技術(観る・蹴る)を身に付ければ、チームにとってプラスになるかもしれない。
 
” 左足でボールが蹴れない ” ことを欠点だと指摘された。でもワールドカップ観てたって、ほとんどが利き足だけでサッカーをしている。利き足のほうが、正確で強いボールが蹴れる。常に利き足でボールを蹴れる体制が取れれば、誰よりも確実なプレーが出来るようになるかもしれない。
 
 
 
 
欠点にも長所にも、正確な定義がない。勝手に人が、それは欠点だ!とか、それが長所だ!って勝手に思っている(言っている)だけのこと。以外と、自分が勝手に自分を否定していることが多い。
 
 
自分で欠点だと思っていることは、人から見れば長所だったりする。
 
 
分からなければ、お母さんに、自分が思う自分の欠点を聞いてもらってごらん。
必ず、自分の長所(になる可能性)に置き換えて教えてくれるはずだから。
 
 
 
 
 
困難や課題にぶつかった原因が、自分の欠点のせいだと思ってしまうこともある。
 
でも実は、欠点ではなく、長所になりえることに気付けたって事。
 
 
 
自分の成長を加速させるためのテーマを与えられたことに
感謝をこめて 「 有難い 」 と思うようにしよう!
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 

Author: tademako

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