2013-11-24:練習報告 試合でもそうするの?

 
今日は朝枠のみ。
 
そして、2002年組のみ。
 
しかも・・・全員集合!!! 17選手全員が一緒にサッカーやるのっていつ以来だ?市大会以来だから2ヶ月前か・・・う~ん、テンションが上がるぅ!
 
 
早速トレーニングメニュー( この書き方も久々!! )
◎ 1vs1(また抜き勝負)
◎ パス&コントロール
◎ ゲーム
 
テーマは、『 相手を観ること 』 と 『 体の向きを作ること 』 
 
◎1vs1(また抜き勝負)
 
1vs1だが、ボール保持者は相手のマタを抜くことにこだわる。ディフェンス側は、ボールを持たないと勝てないので、もちろん奪いに行く。
ここでは、相手を観て・感じてプレーをすることを求める。自分がどう動けば、相手はどう動くのか。ここにもセオリーがある。そこを感じて理解できると、自分から仕掛けることが出来るようになる。
 『 相手を観ろ~ 』・『 駆け引きしろ~ 』・『 逃げるなぁ~ 』
って言い続けた。
 
  
◎ パス&コントロール
 
抜き出したシチュエーションは、GK ⇒ サイドバック ⇒ サイドハーフのビルドアップ。 ” 幅 ” を意識し、数的優位を作りながらのビルドアップを考えると、このパターンが多くなるし、比較的ボールを運びやすいんだと思う。しかし、サイドハーフに入るまではパターン化しちゃってるのに、その後のイメージがない。
なぜ、イメージが無いのか?
このサイドハーフに入ったボールを、さらに前に進めるために、どんな技術が必要なのか?ということを、順を追って話しながらやってみた。
 
オーガナイズは以下のとおり、とてもシンプル。
20131124_pass&control
 
シチュエーションだけ伝えて始める。シチュエーションは伝えたが、試合中とは全く連動しないようだ。見事に全員が次のようなプレーになった。
 
20131124_pass&control2
 
これ自体、ダメなプレーではない。チャンスがあるなら当然狙うべきプレーだ。が、最近好んで右サイドバックをするケンタロウに聞いてみた。
 
『 GKがボール持ったとき、ケンタロウはボールをそこで受ける? 』
 
いつも受けている・受けようとしている場所ではないことに気付く。同じことがサイドハーフでも起こっていた。
 
 
さらに、GKにボールが入ったとき、逆のサイドバックは 『 僕の順番じゃない 』 という感じで準備すらしない。もちろん、サイドハーフも受ける意識はない。試合中に、順番ってあるの?サイドハーフはサイドバックからしか受けないの?
 
もっと、試合に出ているつもりでトレーニングをしようよ!
そのために、もっと試合だと思ってトレーニングしようよ!
 
実は、ここまでは上手くいくかな!?ってちょっと期待していたところだったので残念だった。ここで時間を多めに費やし田結果、ミニゲームが出来なかった。
 
 
で、ここからが、このトレーニングで本来身に付けて欲しかったこと。次のプレーをイメージするために必要な技術。
 
・体(胸)をゴール方向へ向けること
・ボール以外を観ること
 
 
まず、体の向きを作るだけなら、サイドバックのポジションでは出来るようだ。特にプレッシャーの無い状況なので、逆足で止めることも出来る。
 
サイドハーフのときは色々課題がある。Kコーチが相手役でマークに付くと顕著に現れる。
 
典型的なのは、ライン(外)側に向いてコントロールする選手がいること。
ライン側に向いても、応援してくれる人しか見えません。この状態で出来ることは、バックパスか、ドリブル突破のみだ。お母さんに手を振る余裕もないだろう。
出来る限りゴール・味方、そして相手が観える内側を向いてプレーをしよう。プレーの選択肢が格段に増えるから。
 
① 相手を外し、
② ボールを受け、
③ 相手と正対する。
 
サイドでこの状態になれるか。この状態が作れたとき、チームは前に進む準備が出来たことになる。周りの選手への攻撃の合図になる。ここで前を向ける選手になれ!
 
そのために、体の向きと観る事は無意識で出来るようになれ!
 
 
 
今回は、タイミングについては一切声を掛けなかった。何度も言ってきたこと。こういう練習でも意識して実践できてますか?
 
・相手を外す(だます)のはいつ?
・ボールを要求するのはいつ?
 
『 つ・み・か・さ・ね 』 だからね!
 
機会があれば、このトレーニングはまたやりたい。出来れば、ボランチ役もつけて出来るようなオーガナイズを考えてみる。
 
 
最後は、大ゲームを4本やって終了。
 
ゲームも、良いテンションでやれたと思う。面白かったし。
 
 
 
 
 
でもまぁ、色々考えさせられました・・・
 
 
 
 
 
頑張れるのは、楽しめるのは
 
自分自身の気持ち次第だぁ~!!
 
 
 

Author: tademako

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