2014-02-01/02:だるま杯 最高のスタート!

 
今年28回目と、歴史ある ” だるま杯 ” に参加してきた。
 
大会運営にご尽力いただいた関係者の皆様、対戦・審判などで交流いただいた各チーム関係者の皆様、ありがとうございました。遠征にご協力いただいた4年生選手・スタッフの皆様、ありがとうございました。最後に、選手達の遠征に賛同いただいた保護者の皆様、本当にありがとうございました。そして、選手達の成長した姿を独り占めしてしまって申し訳ございませんでした。
 
おかげさまで、最高の道楽!を満喫することが出来ました!!
 
 
朝5時15分集合。思った以上に渋滞なく、9時30分には現地着。道中気持ち悪くなったのは2人。
 
寒い・弁当が凍る・お湯が出なくなるなど、数々の伝説を残してきた遠征だが、今回に限っては、『 暖かい 』・『 大きな浴場 』・『 渋滞が少ない 』と素晴らしい環境だった!
 
 
会場に到着し、選手達を集め伝えたこと。
『 スタート地点を確認する機会であること 』
『 競争の開始であること 』
『 自分の今を表現すること 』
 
 
僕にとっては 『 変化と可能性を見つける 』 為の2日間。
 
 
僕は、稲毛FCを、監督・Kコーチになのはなを観てもらった。
 
稲毛FCは、初日2勝、2日目3敗で12位という成績だった。
 
チームとしては、 ” 逆転で勝利した ” ことに大きな変化とこれからの可能性が集約されている。初日の3試合目。2位同士で勝負をつける1発勝負の試合。前半0-1で折り返した後、2点奪っての逆転勝ち。0に抑え2点奪う。まさに、全員で奪い取った逆転勝利。
 
残り1分で1-1の同点。相手コーナーへ追い込み、前からプレスを掛ける。逃がさないという気迫が、相手の不用意なパスを誘発した。そのパスをカットし、ワンタッチでゴール前へ流し込む。裏を取ったFWがワンタッチゴール。ダイレクトでトモヤへパスを送ったハヤトの視野と感覚、ダイレクトでゴールに流し込んだトモヤの技術と感覚。とても素晴らしく、彼等2人にとっての可能性を見せてくれたプレーだった。
 
しかし、このゴールが素晴らしい本当の理由は別のところにある。去年から ” ハードワーク ” と伝えてきた。チャレンジ&カバー、最優先はパスカットと言い続けてきた。やり続けてきたことが得点・逆転の決勝ゴールに結びついた。『 なぜ、アプローチが大事なのか 』・『 なぜ、パスカットを狙っていくのか 』。それが結果に結びついたことは、今というスタート地点が間違いない場所にあるということを、選手達に示すことができ、また選手達自身も確認することが出来たと思う。
 
課題はもちろん多くキリはない 。まずは、” 選手間にある差 ” を如何に気付かせることができるかだと思う。技術ではなく、気持ち・意識の差。 
 
もうひとつ、このチームは沢山話をしてもらった。要求をぶつけ合うことを求めた。その時、『 個の集まりがチーム 』 として考えられただろうか?チームや戦術に個を当てはめていないか?
足の遅い個に、早く走れって言ったって無理だぞ!
ボールを遠くに蹴れない個に、逆サイド奥で、『ヘイ』って呼んでもこないぞ!
  
 
  
FC千葉なのはなは、初日3勝で1位リーグ。2日目は1勝2敗。結果4位。
 
選手達個々が、自分の特徴を命一杯出せていたことが良かった。2日間6試合。高いレベルの相手と闘い続けた結果、最後は体力の限界まで追い込まれていた。選手達は、完全に出し切ったと思う。体力の限界から、グラウンドに足をとられながらも走り続け、最後の1歩・最後のひと伸びでボールをはじき出していた選手達の姿に、僕の涙腺は緩みっぱなしだった。
 
初日の3試合目。ボールを奪い、コウチャン・アキノリのコンビでカウンター1発。駆け引き・タイミング・両サイドのフリーラン、チームとして完璧なゴールだった。僕が大好きなパターン。まるでレアルマドリードのようだった。
 
一方で、今までやってきた 『 プレスを掛け、奪い、素早く裏を取る 』 闘い方では、実力のあるチームと連続で闘いきることが出来ないことがわかった。2日目の最後2試合は、足が止まってしまった。ましてや、” 外す ” ことが出来るチーム相手では、いつかはやられてしまう。そういうチームと闘えたことは、とても良かった。
 
ただ、僕にはここが可能性だと感じた。強豪相手でも、ボールを奪いに行き続けるだけの基盤があることは確認できた。いざという時の武器になることも分かった。この基盤の上に何を積み重ねるのか。そこに、” 大きな可能性 ” がある。
 
僕は、 ” ワンツー最強論 ” を上積みして欲しいと思っている!!
 
 
課題は多くてキリがない。ずるずる下がってしまいセカンドボールを拾えない。中盤で剥がさない。次のプレーへ連動しない。キック・コントロールの精度。
 
 
 
 
 
2日間で気付いたこと、感じたことは、ここだけでは書ききれない。
 
ただ、スタート地点は確認できた。
 
なにより、可能性を沢山見つけることが出来た。
 
全員、持っているベースはほぼ一緒、課題もほぼ一緒。
 
 
 
つまり、
 
これからが、楽しみで仕方ない!!
 
 
 
選手達にとっては、
 
 
勝ちあがることは出来たが、勝ちきることは出来なかった
 
自信もついたし、頑張ろうとも思えただろ!
 
最高のスタートじゃないか!!
 
 
 
○稲毛FC
inage
 
○FC千葉なのはな
nanohana
 
○宿の前で
all
 
○朝の散歩(体操)
asa
 
○夕食
dinner
 
 
 
 
 
※ハヤトは、初戦2得点。相手の裏へボールを多く運べていた。左サイド、相手を切替し2発で抜いたシーンも素晴らしかった。CBをやった時には、体を張ってシュートブロックし勇気あるプレーをしていた。ただ、体力がない・・・最後はヘロヘロで、走ってんの?って感じになってしまった。その他の課題は今までと一緒。オフザピッチでは、リーダシップをとろうと積極的だった。
 
 

Author: tademako

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