2014-05-01:夜間練習 守備時は味方を観る

 
ハヤトが右足親指を負傷。歩くと痛いらしいが、触っても痛くない。骨には異常なさそうだが、週末の試合が心配。ということで、ハヤトは休養。2002年組8人、2003年組18人。計26人。自分は7時ちょい過ぎに到着。パスコンが始まったところだった。
 
メニューは先週と一緒。
・パスコン
・チャレンジ&カバー(ハンドパス)
・2vs2+2サーバー
・ゲーム
 
 
チャレカバは、少し細かく(丁寧?)に伝えた。ここは理屈をしっかり理解しないといけない。守備は理屈である。その中でもチャレカバは、” 守 備:『 セオリーと予測とアプローチの関係 』 ” の基本として定義している。
 
ハンドパスで動きの確認をした後、2vs2+2サーバーになると、とたんに ” カバー ” が出来なくなる。多いのが ” 自分が観ていた相手についていく ” 現象。
 
相手も観つつ、カバーの位置に入る
 
これが難しいらしい。
 
これが、最初の基本ポジション
df1
 
サーバーからパスが出た時がこれ。アプローチは行けることを前提とする。ボールがこなかったOF2が動き出した時、DF2はどうするか?ってこと
df2
 
 
で、多いのがこのパターン。OF2に付いて行っちゃう。
df_bad
 
なにがダメなのか?ってことだけど、一番まずいのは、 もっとも危険な場所に、誰もいなくなってしまう ってことだと思う。
 
 
模範解答がこれ。
df_good
 
 
 
この ” 一番危ない場所 ” ってのがミソ。それが、どこで、どうやって見つけるのか?
 
 
試合でよく観る現象。自分は守り。自分サイドではない方から相手が攻めてきている。自分も守備に参加しなければならないので戻ってきている。で、どこに戻るか?ってことだが・・・
df5
 
多いケースは、ボールホルダーに近いところへ寄っていくパターン。明らかにファーストディフェンダーではないのにも係らず。
df5_bad
 
このケースでは、ゴール前に近づくFW3の前のスペースはがら空き。そこはとても危険なので、そこに戻るのが望ましいと思う。
df5_good
 
 
と、ここまで読んで、危険な場所の見つけ方に気づいた選手はいるだろうか。
 
 
 
ディフェンス時のポジショニングの基本は、【 味方のいないところへ行く 】 だ!そのためには、味方を観ることがとても重要になってくる。
 
 
 
ボールホルダー・ファーストディフェンダーではない、オフの選手達は、
 
攻撃時は、相手を観て、相手の背中・間に行く
守備時は、味方を観て、味方のいないところに行く
 
 
逆のように思えるけど、サッカーを考えていったらこうなる。

しかも、とてもシンプルでいいんじゃない!!
低学年の指導時には、いいフレーズかも。鬼ごっこみたいだし。(とても難しいことだけど!)
 
 
 
今日は、ゲームに参加し、満喫した。体重が1.8kg落ちていた。ビールと青椒肉絲で1.4kg戻ったが。
トモヤにまた抜きされ、危うく眠れない夜を過ごすことになりそうだったが、やり返してやった。ツバサには20本くらいラストパス贈ったのに、1本しか決めてくれなくて悲しくなった。極めつけは、ダイキからの完璧なクロス。インサイドに当てるだけで決まるラストパス。それを外した僕。瞬間のダイキの、『えっ!』って目を大きくした顔が脳裏に焼きついている。ごめん、ダイキ・・・。
 
僕が入ったチームには、アプローチ! 行く! 行け! カバー! カバー!って言いまくった。理屈を理解したら実践して掴む。理屈を教えてから時間が短いほど良い。ドンドン言ってやったほうが良いと思う。
 
 
楽しかった!!
 
 

Author: tademako

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