2013-07-07:練習報告(朝枠) 自覚

 
市大会の対戦相手が決まり、選手達へ報告する。俄然やる気が出るはず。だと思ったが...
しかも今日は、3選手が休み…
 
トレーニングメニュー
◎ 3vs3(シュートゲーム)
◎ ゲーム
 
前日から継続したトレーニング。自分達の本番が始まることを、心身ともに自覚させる。ゴールをより意識させ、個のメンタルを高める。
 
” 奪いに行く ” ・ ” 奪われない ”
 
” 点を奪う ” ・ ” 点を与えない ”
 
引き続き、選手達の闘争本能を叩き起こす! 掘り起こす!
 
 
しかし、ユウマが集中できていなかった。僕は、” 帰れ ” と突き放し、着ているビブスを取り上げた。ユウマは、ブルーチームのメンバ。A、Bという言い方は一切しないが、選手達は当然分かっている。AがどっちでBがどっちか。そして自分がどっちなのか。

前日の記事にも書いたが、今回のブルーチームの選手達は、” 選ばれた選手 ” である。レッドチームの選手の中に、選ばれず悔しい思いをしている選手がいることを認識しなければいけない。選ばれた選手というのは、常に観られていることを認識しなければいけない。選ばれた選手達は、” 隙 ” をみせてはいけない。そして、観ている人達に認めさせなければいけない。選手として、人として、そしてチームとして。

その自覚が無いと感じた。” 選ばれて良かった ” で終わっているように感じた。あえてきつく突き放し、後で僕のブルーチームの選手への思いを個人的に伝えた。僕は、ユウマの心に響いたと信じている。
 
 
その後もブルーチームは ” さっぱり ” である。シュートゲームでやった ” 奪いに行く ” ・ ” 点を与えない ” が出来ていない。バイタル(CBとボランチの間)からシュートを打たれ決められる。何度も打たれる。いつも寄せきれない。声も無ければ、動くことも出来ない。
 
レッドチームの選手達も、試合中にも関わらずオンとオフが出る。常に関わり続ける ” 意識 ” が保てていない。
 
 
 
トレーニングで120%を出さなければ、本番で100%は出ない。

トレーニングで逃げる奴が、本番で戦えるはずがない。

トレーニングで走らない奴が、本番で走れるはずがない。

トレーニングで120%出すためには、『 心 』 の準備が必要である。それは選手達は身をもって体験しているはずである。
 

2002年組全員に、トレーニング前伝えた事をもう一度ここに書く。
 
自分が後悔しないように、ガムシャラに取り組め!
 
 

Author: tademako

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