2013-09-05:夜間練習 相手を観ればプレーが早くなる

 
強引な定時退社から、夜間練習へ参加。2002年組は、ハヤト、ダイキ、タツキ、コウチャン、ヒカル、ショウの6選手が参加。ショウは先週から参加しているそうだ。計20選手。指導はHコーチ。
 
 
トレーニングは、パス&コントロール。
テーマは、『 タイミング 』 と 『 観ること 』
 
 
何を観るのか?
 
『 相手 』 『 味方 』 『 スペース 』
 
の3つ。来週答えられなかったらHコーチに怒られるらしいからシッカリ覚えて置くように。
 
 
練習の最後、何を観るの?って質問された ” ダイキ ” 。
答えは
 
『 相手 』
 
一番最初に、『 相手 』 が出てきたことが嬉しかったぁ~!
浸透してきたかなぁ?
 
 
当然、なんでも観れたほうがいいに決まってるけど、一番大事で、
 
一番沢山情報をくれるのは
 

『 相手 』

 
僕の中では最重要ターゲット!!
 
とにかく、相手を観てサッカーをしよう
 
 
僕の理想は、相手の状況に応じて選手同士の判断・イメージがドンドン合うようになること。
選手同士の判断・イメージがあうことで、プレースピードと精度が格段に上がり、相手を圧倒することが出来る。そう、バルセロナU-12が、J下部チームをスピード感で圧倒できた理由は、この選手間の一致度の違いだと思う。
 
 
それが攻撃時ならば、受け手と出し手が同じ場所を目指すことだと思う。
 
 
出し手:あのDFの間に、あいつが走るはず
受け手:あのDFの間に、あいつがパスを出すはず
 
これが、ピタリのタイミングで合えば、 プレーはドンドン早くなり、パス精度も高くなる!!
 
 
こんな状況で、出し手(A)のパスまでの流れを考えてみる。
image
 
 
普通の場合:
①Bの状況・要求を確認⇒②DFの位置を確認⇒③パスコース決め⇒④タイミングを図る⇒⑤パス
 
早い( 僕の理想 )場合:
①DFの位置を確認⇒②パスコースを決める⇒③パス
 
B(受け手)に対して確認や、合図をしないから 圧倒的に早くなる!!
 
A:DFの間にBが走るはず
B:DFの間にAがパスを出すはず
 
AB:だって、あの間がチャンスだから!!
 
という共通イメージ・認識があり、タイミングを合わせることで、最速のパスが通る。
 
どうやってタイミングを合わせる?
 
その為に 、『 正確なコントロール技術 』 が重要 です!
正確なコントロールが出来た瞬間が、タイミングだから。 
 
 
スピードと精度を上げるために、相手を観よう!
 
オンもオフも
攻撃時も守備時も
 
相手の居ないところに移動する
相手の裏を取る
相手の間にパスを通す
相手の少ないほうへ展開する
相手の逆を取って抜く
 
 
相手の状況に応じたセオリーがある
  
相手が押し上げてきたらか裏を狙う
相手が固まってるから幅を取る
相手がプレッシャーをかけてこないから前を向く
相手が目の前に3人いるからバックパスする
相手が目の前にいないからドリブルで運ぶ
相手は足が速いから距離をとってディフェンスする
相手が左利きだから、(自分の)右側を切る
相手が倒れているから手を差し伸べる
 
 
 
 
タツキには、ボールを受ける時の体の向きを伝えた。視野が1/4しか確保できていなかった。
ダイキには、コントロールが浮く(弾む)事を伝えたつもり(もっとコントロールしろと伝えた)。本人は気付いているだろうか?何を意識すればいいかが
 
 
サッカーが上手になるために、とても重要なことをやっている。
 
少々プレー精度は落ちてもいいから、頭でやるサッカー( イメージ・判断力 )をドンドン鍛えろ!
 
 
注)
パスはコミュニケーションである。参考:2013-02-09/10:練習報告 パスはコミュニケーション
これは間違いないことだし、とても大事なこと。
このコミュニケーションを越えたところに、テレパシーのようなものがあり、それがセオリーや、敵の状況から判断出来る共通認識やイメージだと思っている。一貫したサッカー哲学のもと、共にプレーし続ける仲間同士で出来上がっていくものだと思う。あと、天才同士...
 
 
今、ダイキが、バスバス相手の間にボールを蹴りこんでいる。 ” ダイキならここに出す ” と信じて走り続けられる選手が出てきて欲しい。
 
 
 
ちなみに、TRにもゲームにも参加した僕は、判断に内臓がついていかなかった。
 
吐くかと思った・・・
 
 
 

Author: tademako

Comments are closed.