2013-02-09/10:練習報告 パスはコミュニケーション
- 2013年02月12日(火)
- in 10_練習報告, 20_トレーニングメニュー, 40_技術, 42_タイミング, 43_パス
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技術面では、『 パス 』。そして今チームに最も必要な 『 楽しく 』 & 『 考える 』 を意識。
まず、技術面でパスを成功させる為に大切なことは、
『 コミュニケーション 』
であることをトレーニングを通して伝えた。
最適なタイミングで要求を知らせ(受け手)、要求を確認し実行する(出し手)
◎ 出し手
正確なコントロールで、パスを出すタイミングを知らせ( 合図 )
受け手の要求を確認し( 確認 )
受け手の要求に応えるパスを送る( 実行 )
◎ 受け手
出し手がコントロールした瞬間に( タイミング )
手を使い、どこに欲しいかを要求し( 合図 )
動き出す( 技術 )
つまり、コミュニケーションをとる為に大切技術は、
『 タイミング 』 と 『 要求 』 と 『 認識 』
週末は、コミュニケーション技術を実践しなければならない状況を作ってのトレーニング。
ということで、トレーニングメニュー
◎ ウォーミングアップ
◎ コーンドリブル
◎ フリーパス
◎ スクエアパス(2/10のみ)
◎ Y字パス
◎ ゲーム(5vs5)
◎ シュート練習(2/10のみ)
◎ スクエアパス(2/10のみ)
簡単なパターンから、徐々に頭を使うパターンへ。頭の中をぐちゃぐちゃにしてやろうと思ってやったら、思ったとおりになってしまった。向きや方向、ルールを理解し動くというより、今やってるプレーが試合中のどんな場面かをイメージできれば、自然と次の動きが出来るはずなんだがまだまだ。同じ四角形の中でトレーニングをしているが、ゲーム中のイメージとしては、次の4パターンをイメージしていたことを感じれた選手は何人いただろうか?もう少し継続していくので、そのうち質問してみたいと思う。
◎ Y字パス
FW、MF、CBの縦の関係を意識したパス交換。
コミュニケーションに加え、DFを外す動きも付け加えてみた。
両オーガナイズとも、コミュニケーションに加え、常にプレーに関わり続けるシチュエーション(3人目の動き)を意識した。いつも次のプレーを考え動かなければならない。 ” 考える癖 ” 作りの開始。
ミニゲーム・パスゲーム等のオープン系トレーニングでも、考え続けるトレーニングは当然出来るし、推奨される方法だと思う。
一方、ある一定のパターントレーニングの場合は、必ず自分の番が回ってくるためごまかしがきかない。ましてや、グループでボールを動かすトレーニングの場合は、スムーズに動かないポイントが明確になるため、自分の要求に対するフィードバックを、選手達が理解しやすいと思う。
実際に、コミュニケーションが不十分でパスが繋がらないケースや、頭を休ませたため体も休んでしまい、グループプレーが停滞してしまうケースが見られた。自分にとっては想定どおりで、選手達にも ” コミュニケーション ” と ” 考える ” ことの大切さが伝わったと思う。パターントレーニングだが、考える癖作りには効果的なトレーニングだったと思う。
パス、コントロールの精度や質によって停滞してしまうのは ” 個人技術 ” の問題。これは個人個人がボールに触り、上達していくしかない。沢山ボールに触れ、個人技術を高めて欲しい。
長くなったので、ゲームに関しては次の記事で。
[…] 選手達はもう一度確認して欲しい:2013-02-09/10:練習報告 パスはコミュニケーション 手を上げて、「 ヘイ! 」 。これで、何を要求しているか相手に伝わるか? トラップして、ボール見たまま真っ直ぐ返す。これで相手の要求を確認してるのか? コミュニケーションには、最低でも ” 要求する人 ” と ” 確認する人 ” が必要。 要求する人へ : できるだけ、細かい要求を瞬間的に伝えるためにはどうする!? 確認する人へ : できるだけ沢山の要求を確認し、判断し、実行するためにはどうする!? 2つの行動が揃って、はじめてコミュニケーション。 10_練習報告, 43_パス なし […]
[…] ※参考記事:2013-02-09/10:練習報告 パスはコミュニケーション ※参考記事:2013-01-13:練習報告 P1:ショートパス開始 + 歩き方 […]
[…] 注) パスはコミュニケーションである。参考:2013-02-09/10:練習報告 パスはコミュニケーション これは間違いないことだし、とても大事なこと。 […]