2013-12-15:U-11トレセンリーグ

 
U11トレセンリーグ、ファーストステージ最終節。セカンドステージに進出するためには、全勝・得失点差をひっくり返すだけの大量得点、最少失点が必要。監督不在の中、ベンチをまかされた自分は緊張と不安が・・・
 
1試合目:緑区TC(6-2 勝ち)
2試合目:八街TC(7-0 勝ち)
 
残念ながら、得失点差を逆転することが出来ず、チャンピオンへの道は断たれた(というより、自分達で断ってしまったというかんじかな?)
 
4得点足りず。今日の失点2を減らせば、3得点不足。計8試合のリーグ戦の結果なのでこの試合だけで評価をすることは出来ないが、今日の試合では、あまり経験できないことを選手達は経験することができたと思う。
 
 
この試合、あのシュートが入ってれば・あそこで落ち着いて決めてれば・なんてところに反省点を持っていってはダメ。惜しかった!次々!なんて思ってたらもっとダメ。
 
 
この試合は、チーム力が問われたゲームに負けた と考えよう。
 
 
個の技術・フィジカルを含めたポテンシャルは、我々のほうが優れていたと思う。試合中、 『 ボールを持つ 』 ことが比較的容易に出来た。個人技の上手な選手が多いので、1人抜き、2人抜き・・・
 
すると、2つの大きな現象( 問題 )が現れた。
 
・ボールが縦にしか動かなくなる(縦の関係しかなくなる)
・ボールを放すタイミングが選手間で分からなくなる(ボール保持者 ” だけ ” のタイミング)
 
もちろん選手達は勝ちあがりたいから、点を奪いに行っている。でも、ドリブルで持てるから、ドリブルで持って行く。ボールが横・斜めに動かないから相手は集まってくる。2人目、3人目の動きが明らかに少なくなる。
個人突破で最後までギリギリ抜けるけど、完璧に抜ききることは出来ない。相手も寄せてくるから体制は悪い。でもゴールは目の前だから、無理してシュート。外れる・もしくは取られる。GKが弾いたボールに詰める選手がいない。
または、パスが遅くてオフサイドに・・・
 
 
1本目の15分間は、そのことには触れず(伝えず)。幅を取ることを伝えてみたが、プレーしている選手達は気付かず変わらず。横パスも使わず・・・。
 
2本目の途中で、我慢しきれず荒治療。意味も伝えず ” ツータッチ限定 ” を指示。
 
すぐに状況が変わる。縦・横に動く速いパスと、うちの選手達の動きに対して、相手選手は徐々に棒立ちしか出来なくなる。5本繋がったパスは、綺麗な気持ちいいゴールに繋がる。ケチャップのふたが外れたようにドドドとゴール。
 
しかし、時遅く追いつけなかった。
 
 
選手達自身で変化できると思ったし、能力はある!選手達は試合のレギュレーションをもちろん知っているし、15分3本で15点取らないといけないとも伝えた。じゃ、どうやって点取るの?ってことなんだが、そこはチームとして意志統一できなかった。
結果、時間が足りず得失点差で敗退。勝敗を考えれば、スタッフとしての力不足は間違いないです(勝利第一優先の保護者の方がいらっしゃったら、どうもスミマセンでした)。
 
 
 
試合が終わってから選手達に伝えた。
 
 
いま、チームはどんな状態なのか?
相手との力関係は?
グランドコンディションは?
 
そんなことを理解した上で、サッカーを・試合をコントロールする。ゲームを作り直す。
そんなことも大事なんだということが、分かった選手 ” も ” いたと思う。
 
 
 
2002年組同代の選手達は、才能あふれる超期待できる選手が沢山いる。今年1年一緒にサッカー出来たことが、いつか僕の自慢になる日がくるんじゃないかとマジで思っている。
 
これでこのチームが解散なのかはっきりしたことは良く分かっていません。が、このトレセンに関わっていただいた全スタッフ・保護者の皆様、そして選手達。色々と不手際が多くご迷惑をおかけしました。また、本当にありがとうございました。
 
来年もそれ以降も、選手達が順調に飛躍していくことを、心から期待しています!
 
 
 
今回、2002年組からは4選手が招集された。このメンバの中では、まだ自分のことで精一杯って感じ。すべてのプレーの ” 精度 ” を高めることを意識しろ!!
 
 
 
※ 最後に記念写真撮ればよかった・・・
 
 

Author: tademako

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