自由にボールを操ろうよ!

 
今日の6年生との紅白ゲームを見ていて痛烈に感じたこと。
 
 
ドリブルが下手になった・・・
 
 
というよりは、
 
 
足元が下手になったから、ドリブルが出来なくなった!
 
 
というよりは、
 
 
動きながら、ボールを操れてない!
 
 
” 自由に操る ” なんておこがましい。自由という言葉に申し訳ないくらい。どちらかといえば、ボールに翻弄されているようにすら感じた。
 
 
 
実際は、下手になったのではなく、 ” 上手くなっていない ” のかもしれない。 
 
 
もともと、全員技は持っていない。アイデアもない。練習でもやってないし。そもそも ” コントロールを武器に ” って言ってたくらいですから・・・インサイド・フックとか、監督が教えてくれるまで意識すらしてなかった。
 
だから、クライフターン、シザース、マルセイユルーレット、etc・・・をやれ!
 
なんて僕からは言わない。凄いフェイントで相手を抜けとも言っていない。
 
 
 
ただ残念なのが
 
今選手達は、真っ直ぐ、全速でドリブルできないと思う。
 
たぶん、フラフラ、ボーン・・・ あぁ~・・・ってなる。
 
 
 
4年生の後半から市大会前までは、コーンドリや直線ドリをトレーニングの最初に短時間だがやっていた。ボールを思い通りに操れるようになることを目標に、とにかく回数とスピードにこだわった。あえて足の制限や技の制限はつけなかった。自由に操ることができるなら、右利きが右足 ” だけ ” でドリブルしてもいいと思っているから。
 
このトレーニングをやってた頃は、 ” 速く真っ直ぐ ” も ” 速くジグザク ” も少しずつ出来るようになってきて、上手になっているように感じられた。それと同時に、ボールタッチも柔らかくなって、コントロールも上手になっていった気がしていた。
 
でも、また戻ってしまったように感じる。実際には、止まっているのかもしれない。
 
これは、モッタイナイ!!
 
絶対上手くなれるのに、モッタイナイ!!
 
 
だから、沢山ボールに触ろうよ!
 
トレーニング開始前、ラダーの後ドリブルしたって良いジャン。自由練習の時間なんだから、沢山ボールに触れることしようよ。全速力で、ボールを操れるようになろうよ!
 
 
 
 
ハヤトとの朝練。やらせたいことは山ほどあるが、” 新プロジェクト ” と、 ” コーンドリ ” と ” 1vs1 ” に絞り込む。ハヤトが何をしたいかは知らないが・・・彼がこれからもサッカーを楽しむために、絶対に必要な技術を身に付けるために。
 
 
自由にボールを扱えれば、サッカーはもっと楽しくなる!
これが証拠。この人、世界一サッカーを楽しめる選手かも。
 
 
 
 

Author: tademako

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