2014-06-14:練習試合(千葉美浜FCコパソル)観戦日記

 
梅雨の中休み。超晴天の中、千葉美浜FCコパソルさんと念願のTRMでした。
 
20140614_trm1
 
かれこれ、2度雨で開催できず、3度目の正直でした。朝早くから、会場設営などご招待いただき有難うございました。今後も継続的にお手合わせお願いいたします。
 
 
 
さて、越権を承知で、試合観戦レポートです。
 
 
午前中、20分を6本。ひょっとすると、前後半で3試合だったのかもしれません。2002年組は、休みなしの17選手。メンバは固定せず、みんなが色んなポジションをやってました。フォーメーションは4-4-2固定だったように思います。
 
さて試合ですが、暑さのせいか、なかなか選手達の動きに ” キレ ” がありません。両チームとも得点が少なく、応援の立場からみると、盛り上がりという点で少し物足りない感じ!稲毛の印象としては、まだまだ ” 怖さ ” や ” 面白さ ” が戻ってこない感じでした。
 
 
この試合を通して、これは僕の勝手な想像ですが、 ” 前に急がない ” というテーマが出ていたのかもしれません。選手がどのように理解しているかは分かりませんが、顔(体)の向きがゴールに向いてませんでした。よって判断の第一優先が変わってしまって ” 点を獲りに行くぞ! ” ってプレーが少なくなったのかなぁと感じました。
 
ひとつめは、FWがボールを受ける時、” 必ず ” ゴールに背を向けていた。
FWがCBの前じゃなく、DMFの前でポストプレーするシーンがいくつもあった。そういう指示だったのかもしれないけど・・・よって、パスがペナルティエリア内に飛び込んでいくシーンは無かった。実は、裏で受けるチャンスを一番作っていたの、 ” レン ” だった。レンは、DFライン上のディフェンダーを観ながらボールを待っていたから、裏を狙える場所にいた。FWとして、ディフェンスを観てサッカーをするのか、MFを観てサッカーをするのか?
 
ふたつめは、 ” カバーすること ” の意識が高過ぎるように感じた。ボールを持っている選手の後方・横で受ける意識が異常に高い。結果、チーム全体が押し上げられず、FWとMFの距離が空く。ポストに入ったFWは孤立し、不利な体制でDFとの1vs1になってしまう。” オカザキ! ” が飛び出すチャンスすらなかった・・・
 
個人プレーでも表れていた。印象的だったのが次の2つのプレー。
1つ目は、ユウマがセンター辺りでボールを持った時。右サイドに出そうとしたら、カンタが近すぎたので出せなかった。だから持ち直して、 ” 左横 ” にいる味方へパスをした。
2つ目は、タツキがゴール前にドリで攻め入った時。右に開いたコウチャンと、CBの前へ走りこんできたハヤトが自分の前にいた。タツキは、右サイドに開いたコウチャンへ ” パス ” をした。
 
ユウマにアレだけ時間があれば、スルーパス出せる技術もアイデアもあるだろう。スルーパス忘れちゃった?タツキは、シュートを打つという選択を1番最初に考えたかな?ネイマールはゴロゴロのシュート決めたぜ!
 
 
ボールを持っている選手を ” 追い越した ” のは、ハヤトとコウキだった。ハヤトは左サイドバックをしている時、トモヤを追い越してボールを受け、左足で(ボテボテ)センタリング。
コウキは、コウチャンへポストボールが入った時、左サイドを、素晴らしいタイミングで駆け抜けた。ボールは出てこなかったが、素晴らしい動きだった(もっと、要求しようぜ!)
 
 
もっと追い越せ
もっと飛び出せ
もっと裏を狙え
 
って思う。
 
相手に怖さを与えるから、別の選択肢も活きる。
 
 
 
これまた越権を承知で、みんなのプレーを観た感想を・・・
 
ヒカルは一番良かったと思う!前で奪う意識が高く、声も良く出ていた。おっ!って思ったのは、CBをやった時。周りを冷静に見て、味方に落ち着いてパスを通すことが出来ていた。相手の名前を呼びながらパスをしているのは、ヒカルだけだな。右サイドやった時の、あのアーリークロスは素晴らしかった!!
 
ケンタロウ、本当にボールを ” 獲られなく ” なった。ボールを奪うことも出来るし、とても安定している。次のステップは、ボールを下げることでなく、自分が起点となって、ボールを前へ運ぶ(パス・ドリブル)ことにもチャンレンジしてみよう。ひとつ前(MF)でなく、ふたつ前(FW)を最初に観ることが大事!!ケンタロウの正確で強いインサイドキックは、立派な武器だぞ!
 
トモヤ、まさかの右足シュート惜しかったなぁ!流れの中で、左足アウトサイドでパスが出来ると良いと思った。今、左足で左側へパスをするとき、ボールを持ち直すから ” イチ・ニー・サン ” 位時間がかかっている。しかも止まる。でも、左アウトでパスが出せれば、 ” イチ ” で出せるので、流れの中でボールを裁けるし、相手に引っかからなくなる。ドリブルとの駆け引きにも使えてとても便利なキックだから、ちょっと意識してやってみる価値あり!
 
チサトも、前でボールを奪う意識がとても高いね。いったい何本インターセプトしただろうか。1vs1で振り切られたシーンも無かったし。次は、奪った後の精度だね。強い球は蹴れてるから、精度を高めることを意識してみよう。ヒカル・ケンタロウと一緒で、自分が攻撃の起点という意識を持ってみよう!ちなみに、パスカットの動き出しが早過ぎると、頭越されるから気をつけてね。
 
レン、縦パスを受けた後、コントロール1発で相手1枚抜ききったシーン覚えてる?アレをゴールに結び付けるにはどうすればいいだろうか。ゴール前、相手を押さえつけてターンし、思いっきり右足振りぬいてゴールを決める!レンなら出来そうだなって思う。ゴール近くにいよう!
 
カンタ、ボールに絡もうと運動量も多く、チャンスに飛び込んでいけるようになってきた。ボールを持っていない時の、味方との距離を意識しよう。マイボールでは ” 離れる ” 、相手ボールでは ” 寄る ” 。意識するだけで、ボールはモットモット来ると思う。あと、ボールは友達、当たっても痛くないから、一回当たってみろ。この反射的な恐怖心が無くなれば、ものすごい可能性を秘めている選手だと思うぞ!
 
GK。ショウ、鼻血止まったか(笑?ショウの、スピード感あるスタイルは、ナオキとはまったく違うスタイルで、DFの裏が本当に怖くなくなる。ナオキは、1vs1での落ち着きが半端ない。それぞれ違うスタイルで、最後の砦として構えている。コーチングの声が出ているのはナオキだな。CKのとき、左サイドバックのヒトシに、下がれという指示を出したベンチに対し、こぼれ球を打ちに行けと指示したナオキ。フラフラしてたヒトシが面白かった。
 
ヒトシ、なぜ待つ?なぜ突っかけない!なんか最近守りに入ってないか?ヒトシの持ち味はなんだ?ヒトシのアピールポイントは何だ?この試合で、良かったぜここ!ってプレーはあったか?待たないで、攻めろ!FWやらせてもらったら?
 
アキノリ、何回ペナルティエリアの中で勝負した?自分が一番輝く、相手を一番怖がらせることが出来る場所でプレーしないと、ただのすばしっこい選手だぞ。今与えられている役割に加えて、自分が輝くためにどうすれば良いか考えて、仲間と話せ!
 
コウチャン、見事なFK。あれだけきれいなキックが出来るのは、ものすごい武器。その武器をプレーでも活かしたい。ボールが来た時のプレーを先にイメージしよう。もっと半身を意識して、半歩のスピードを意識しよう。0.5秒相手より早く動けば、交わせるし、シュートが打てる。シュートが打てれば、ゴールが決まる。自分が試合を決めるという強い心と技術を身に付けてくれ!
 
タツキ・ユウマ、自分達は ” 今 ” どんなプレーヤーだろう?ネイマールみたいなテクニシャン?クリロナみたいなスピードスター?ドログバのようなフィジカルモンスター?僕は、トレーニングとかで2人が見せるワンツーとか、スイッチ、オーバーみたいな、コンビネーションプレーはとても面白いなぁ~って観てた。2人には、面白いプレーを魅せて欲しいなぁ。そのためには、何を意識する必要があると思う?サッカーを良く知る2人だから、イメージして自分達で話しして考えてごらん!
 
ハルト、あのシュートは枠に入れたかったなぁ・・・前にも書いたけど、守備面では正対して右側に相手が来た時の反転が、逆に比べて遅い(というより出来ない)ね。ボールを持った時、FWの足許へ速く長いインサイドパスが出せるのは素晴らしいね。サッカーは自由だ。3次元のパスを出せると、簡単にDFの裏へボールを落とせるかもよ。
 
ダイキ。相変わらずだったね。強さがあり、推進できる。この試合で積極的にスルーパスを狙ってたのはダイキだったね。前へボールを運ぶ意識が高いのはダイキだったし、怖さがあったのもダイキだと思うよ。もちろん、さらに色んなことが出来るほうが良い。ワンツーとか出来る可能性はあるし、出来ると幅が広がる。でも中途半端は良くないと思う。自分で行って、自分で取り返す。絶対に自分のボールを奪われない。もっと相手とボールを自在に操る。そこをモット磨いていいんじゃないか!そうすれば、ペナまでドリで突っ込んだ後のフィニッシュで空振りはしなくなるよ(笑!!
 
コウキは、良い抜け出す動きがあったし、ペナ内でシュートも1本あった。ゴールへ向かう動きがとても多くなってきた。今度は、ボールもゴールへ運んであげよう。止まって受けるのではなく、動いて(前を向いて)ボールを受けられるようになるといいんじゃないか?コウキも、ゴール前でボールを持ったほうが相手に怖がられる選手だと思う。自分より前で、動きながらボールを受けてみてはどうだろう。
 
ハヤト。いや~、ボールを受けようとする動きは本当に良かった。親父の贔屓目入れてNo1だったと思うよ。左サイドハーフの時、トップ(コウチャン)が流れて出来たCBの間に入っていったシーンは完璧だった。左サイドバックの時の、オーバー。CKからの逆襲ドリブルも積極的で、すごく良かった。守備はまだ軽いんだけど、人に行くのではなく、コースに入ることが出来るようになってきた。ペナ外から右サイドに振りぬいたシュート。アレを決めることで、チームメイトからの信頼を勝ち取ることが出来る。そうすれば、パスがくる!
 
 
もっと沢山の選手がゴールを決めるところが観たいなぁ~!
 
 
 
 
 
 
ただただ応援に来たTRM。
 
20140614_trm2
 
初めての感想は、ずばり・・・・暇。
 
 
 
次は、もっとワクワクする試合、そしてみんなの躍動している姿と笑顔を期待してるよ!!
  
 

Author: tademako

Comments are closed.