ギャップ : 共通言語になってる?

 
2002年組の試合を1ヶ月間見続けて、ず~っと気になっていることを書く。
 
 
「 ギャップ 」 って、みんな分かってる?
 
 
試合中、選手( 最近はDMFが多いかな )へ
 
「 ○○、ギャップ に入って来い! 」
「 ○○、怖がらずに ギャップ で受けろ 」
 
という指示(アドバイス)が、ベンチから出ているのを良く聞く。
 
初めて聞いたとき、 ” 凄いな~! ” と衝撃を受けたことを覚えている。
 
 
 
その選手(そこの選手?)にとっての、” テーマ ” なんだと思う。
 
当初は、テーマになっているだけあって、なかなか上手くはいかない。
 
 
 
んで、1ヶ月間試合を見続けてきたわけだが、
 
 
 
みんなが理解している言葉なんだろうか?
 
 
と観て感じることが多々あった。
 
 
 
だから、昨夜ハヤトに聞いてみた。
 
父:「 ねぇねぇ、ギャップってなに? 」
 
子:「 ディフェンスとミッドの間!
 
父:「 って教えてもらったの? 」
 
子;「 自分でそう思ってるけど、教えてもらったわけじゃない。違うの? 」
 
父:「 わかんない。明日の夜練で、コーチに真剣な顔して質問してきて! 」 
 
子:「 わかったぁ~! 」
 
 
 
で・・・
 
質問することは当然のごとく忘れてきたわけで・・・
 
 
 
 
だから、いつか確認するよう、僕が忘れないように記事にしておく。
 
 
 
 
 
そもそも・・・
 
” ギャップ ” って、正確な定義ってあるんでしょうか?
 
テレビの解説者(元Jリーガーや元監督なんか)でも、スペースとギャップを使い分けている人もいれば、スペースとしか言わない人もいる。そんな2人が同時に解説してると、子供達も良くわかんなくなると思うね!
 
「 え、スペースなの?ギャップなの? 」
「 ギャップを上手く使って」ってどういうこと?
 
 
ギャップってのは、GAPと書いて、英語なんです。意味は、
 
ギャップ(GAP):
 〔垣・壁などの〕割れ目,裂け目,すき間
 〔意見・年齢などの〕大きな相違,ギャップ,隔たり,ずれ
 〔連続するものの〕とぎれ,切れ目,空白,欠落
 
だって。
 
 
 
これを、サッカー用語に落とし込んで使うわけだが・・・
 
 
 
 
僕の中には、ギャップとして整理しているものはある。けど、選手達はもちろん、コーチたちとも一緒かどうかは分からない。僕の中で理解しているものだったら、試合中に ” 作られた(作った) ” ある特定のギャップを、言葉で一瞬で伝えることは難しい。だから、試合やトレーニングでは、出来るだけギャップという言葉は使わなかった(いや、使えなかったんだな・・・)しかし、このブログでは数回ギャップという言葉を使ってますが...
 
 
かわりに使った言葉は、” 敵を観ろ! ”
 
 
意味が広がり過ぎだよぉ~!!
 
って声も聞こえてきそうですが、当時は戦術を伝えていたわけではないので問題ない(キリッ!)。
 
そもそも、敵がいたら、わざわざそこ行ってボールを受けようとしないわけですよ。
敵がいないところでボールを受けたほうがとられないんだから。
 
なんで、スペースに行かないの?
なんで、ドリブルするの?
なんで、蹴っちゃうの?
なんで、逆サイドに展開しないの?
なんで、裏に抜けないの?
 
これらの理由を突き詰めていけば、” どうすれば良いか知らない ” か ” 敵を観ていない ” かのどちらかですから。
 
敵が右にいれば、左に行く。
目の前に敵がいなければ、ドンドン前進する。 
 
敵を観てサッカーが出来るようになると、本当に面白いと思うんだけどなぁ・・・。
 
 
 
 
って、どんどん話がそれてきました・・・
 
 
 
 
元に戻すと、
 
選手達は、ちゃんと ギャップが何なのか? どこなのか? ってことを、しっかり ” 確認 ” したほうがいい。(ハヤトが確認忘れたからね・・・)
 
ギャップってなに? どこ?
スペースとの違いは?
どうやって見つけるの?
どうやって作るんの?
 
 
その言葉が意味していること、それは、その人の思いや意思。それを全員が同じ意味で認識させないと、お互いが不幸になる。
 
何を求められているのか?どういう意味なのか?
 
共通言語化の作業は結構大変。
 
でも、とても大事な作業。
 
 
自分を成長させ、チームを成長させるために絶対必要な作業

共通言語化する作業が、飛躍的に成長するきっかけになるはず!
 
 
 
 
 
週明け、ハヤトに確認してみる。
(忘れずに聞けるかどうか? その次に、理解できてるかどうか。乗り越えないといけない壁が多い・・・)
 
 
 
 
 
 
 
2002年組の共通言語 だということも理解しておこう。 
 
 
 
 

Author: tademako

Comments are closed.