原理・原則を理解し繋げる

 
日曜日 Yチームが招待試合に参加。
火曜日 Rチームが招待試合に参加。
 
結果の連絡はないが、主催者のHPでは稲毛FCが決勝を3-0で勝利したと書かれていた。
※同学年の全選手に報告してくれてもいいと思いますが・・・
 

選手のみんな、おめでとう!!

 
 
日曜日、Yチームは負けてしまったけどハヤトからは良いイメージがあったと聞いた。
 
 
両チームとも、最後の公式大会に向けて着々と準備が進んでいるようですね!
 
 
 
 
さて、タイトルの内容。
 
色んなことが重なり、痛感したので。
 
 
 
毎晩、長女の勉強を監視しています(笑。やさしく指導です!
 
英語と数学。
 
 
きっかけは、『 どうも、理解していないんじゃないか? 』と感じていたことと、本人がどうしていいか分からなくなってたこと。
 
 
で、なぜ ” 理解できていないんじゃないか? ” と感じたかというと、
 

” 安定していない ”

 
から。
 
 
これ、サッカーでも見極めのポイントとしては一緒だと思う。
 
 
実例ですが、連立方程式の安定感が抜群にない。
 
2つの式で2つの変数(x,y)を導く → 正解率は高い
3つ目の変数を導く文章問題 → 正解率は低い
それ以外の文章問題 → ほぼ不正解
 
 
起きている現象(結果)を文章に表すと
 
応用力がない!
 
って思ってしまう。基本的な単純計算は出来てるわけですからね。
 
でも、応用力がない理由を突き詰めていくと、結局基本に返っちゃうものです。単純計算ができているのは、基本を理解してるんじゃなくて、” コツ ” を知っちゃっただけなんです。なんとか細胞を発見したナントカさんのように・・・(脱線)。
 
 
事実、ひとつひとつ細かく確認していったところ、やっぱり根本でした。
 
y = x ってなに?
連立方程式を解くって、何を求めているの?
 
 
連立方程式に出てくる『方程式』 は、平面座標上の直線(曲線)で描けます
連立方程式を解く → 2つの線(方程式)の ” 交点を見つける ” ことです
※僕が思っている一般的な中学2年生に出題される連立方程式を想定して書いてます。
 
 
この2つの、『 原理・原則 』 がまったく理解できていないことが分かった。
平面図、点、直線、方程式、連立方程式、交点・・・

全てが繋がっていることなのに、彼女にとっては全てがバラバラのものだった。
 
何をやってるのかわかってないんだから、理解も深まらず、応用も利きません!
 
 
原理・原則が、自分の言葉で説明できるようになったとき、その知識は自分のものになります。
原理・原則が繋がり積み重なることで、応用力が生まれ、安定した結果を出すことが出来るようになります。
 
逆に、原理・原則が理解できてなく、繋がらずバラバラなら、将来必ず苦労する!!
※英語は、1年生最初からやり直しです・・・
 
 
 
これは、数学もサッカーでも同じなんだ! と思うことがありました。
 
 
『 PKは科学だ! 』
 
先日のフットサルリーグの打ち上げで言い切った、レジェンドプレーヤーがいます。
 
理屈は、
 
ある角度でボールに進入し(助走)
あるボールの場所に足を当てる。
毎回同じ角度・速度で同じ場所を蹴れば、同じ場所へボールは飛んでいく。
そこが、キーパーの取れない場所であれば、絶対入る。
 
だから、PKのとき、どこに蹴ろうかなんて考えなくて良い!
 
と言います。
 
 
原理・原則を理解し、角度・速度・場所と繋ぎ、調整しながら反復トレーニングを繰り返した結果、安定した結果を得ることが出来るようになったんだと思います。クリロナが強烈なブレ球シュートを打てるのも同じことなんです。
 
この一連の流れを一言で表現したら
 
『 科学 』
 
になったんだと思います。
 
 
 
 
 
 
原理・原則を理解する
 
 
 
指導者が 原理・原則を理解することは ” 必須 ” だと思います。
 
 
ボールを止める法則
ボールの上を触れば下にいく
正対の重要性
タタンのリズム
キックの時の振り手の向き
ワンツーの法則
クロスの法則
 
 
このブログを通して、自分なりに、いくつかの原理原則を整理してきました。
 
 
 
 
サッカーは自由なスポーツである。
 
発想のスポーツである。
 
教えると、自由がなくなる。
教えると、考えなくなる。
 
 
僕は、違うと思います。
 
 
原理・原則は教えるべき事です。
 
 
原理・原則を理解しているか、そこをしっかり見極めることが指導する側には必要だと思います。 
 
 
原理・原則を深く理解できた選手達は、自分達で新しい原理・原則を発見します。
 
そこからが、彼らの発想力が活かせる領域だと思います。
 
 
 
 
 
なぜ、ラインを上げるのか?
なぜ、無理をしないで後ろに下げるのか?
なぜ、幅をとるのか?
 
 
 
 
 
選手達が、この ” なぜ ” を理解し、自分の言葉で表現できること。
そして、新たな場所でも、その原理・原則を活かして自分を表現できるような選手達になることを期待したいと思います。
 
 
 
まずは、長女が原理・原則を理解して、勉強が好きになってくれるよう頑張ります!
 
 
 
 

Author: tademako

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