原点
- 2012年10月10日(水)
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先週末のコーチ会(の後の呑み会)
僕の訳分からない言い分に、熱く付き合ってくださった監督
最後までフォローしてくれながら付き合ってくださったKコーチ
ありがとうございました。
そして、遅くまで(朝早くまで)スミマセンでした。
実は、市大会以降色んな思いが駆け巡っています。
自分の中で、どんどん大きくなっていく選手達の存在。
比例して、どんどん重くなっていく指導者としての責任。
この個が今接する指導者として、俺で大丈夫なのか?
残念ながら、選手を育てた実績も経験も何にもない自分には、大丈夫だと言い切る自信はない。
だから、色んなことを必死に考え、必死に接している”つもり”になって、不安を一生懸命隠してる。
それが、せき止められなくなってしまった…
実は週末、家族でキャンプに出かけたが、そこでも『俺でいいのか?』って考え続けてた…
(家族には言えない)
悶々と手作りラダーを作りながら、ふと思った。
『 選手達が、ここでサッカーをやる一番の理由は、上手になりたいからなんだろうか? 』
確認したことがない。
『 サッカーが上手になれば、もっとサッカーが楽しくなる 』…はず
『 試合に勝てれば、もっとサッカーが楽しくなる 』…はず
だから
『サッカーが上手になる為のトレーニングは、選手達にとって良いこと』…のはず
って、全部俺が勝手に思ってることじゃないか…と。
『選手達のために』という言葉を使って、『俺の勝手な押し付け』をしてるのではないか?
俺の過度な期待を受けて、選手達の負荷になってるんじゃないだろうか?
そんな時、キャンプ場でHAYATOと1対1の試合をした。
上手くない。伝えたいことは沢山あった。
でも、ただただ試合をした。
HAYATOは、ずっと笑ってた。
HAYATOは、お母さんともやった。
HAYATOは、お母さんにも勝てなかった。
それでも、HAYATOは、ずっと笑ってた。
HAYATOは楽しそうだった。
嬉しくて、そして悲しくて、涙が出た。
コーチを始めたのは、HAYATOがサッカーを始めたからだ。
HAYATOと一緒に、楽しくサッカーをしたかったからだ。
指導者開始の原点は、HAYATOだったんだ。
不安が消えた訳でも、結論が分かった訳でもないけど、原点が確認できた。
HAYATOと一緒に楽しむために、サッカーを続けようと思う。