子ども以上に親が野望を持ってはいけない

 
Facebook上で結構話題になっているオシムさんの言葉 貼り付けます。

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サッカーとは人生でも最高の「学校」である。サッカーを通じて、あなたたちは様々なことを学ぶであろう。私がまず伝えたいのは、「忍耐強くならなければいけない」ということだ。サッカーをプレーすることは、みんなが思っているほど簡単ではない。人生において、時には我慢しなくてはならないことも、時にはサッカーをする代わりに犠牲にしなければならないこともたくさんある。
これらのことは親も知らなくてはならない。

二つ目に「決して急がない」こと。

サッカーとは人生のようなものであり、人それぞれに“流れ方”がある。その流れは急にはできないものなのだ。野望(夢)を持つのも結構だが、必要以上に持たないことだ。つまり、自分にとって、絶好のチャンス(機会)がいつであるのかを知ること、それが大切なのだ。そのチャンスが来るまで、我慢強く待たなければならない。成長には時間がかかるのだ。

親にとって一番大切なことは、まず子どもたち以上に親が急がないこと。当たり前かもしれないが、子どもをサポートする最善の方法を見つけることだ。でなければ、反対の結果を招いてしまう。子ども以上に親が野望を持ってはいけない。

また、自分の子どもに野望を持たせつつも、同時に他の子どもが持つ野望を崩させないこと。我が子だけでいい、という考え方は捨てなければならない。親も野望を持つのには、程度を知らなければならないのだ。たとえ子どもに才能があっても、必要以上に期待しないこと。
すべては子どもの練習、親のアプローチ、そしてコーチに懸かっているのだ。
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出典:『ジュニアサッカーを応援しよう!Vol.13』 P90-93
イビツァ・オシムが日本のジュニアを語った~後編~より
 
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子ども以上に親が野望を持ってはいけない

言い換えれば、

子ども以上に ” コーチ(指導者) ” が野望を持ってはいけない
 

サッカーが上手になる、そして大好きになる手伝いをする。
自分で分析・判断し、自律した行動が出来るように促がす。

これでいいんじゃないでしょうか!?
 

Author: tademako

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