2013-03-23/24:練習報告 集中力・意識・イメージ

 
23日は、第1回低学年招待試合を開催。午後TRがあったので午前中の1年生大会を数試合観戦。無邪気に、必死に、黙々とボールを追い、ゴールを目指す姿にサッカーの原点を感じた。やっぱりサッカーは、とってもシンプルで、とても深い。そしてとても自由なスポーツ。2002年組の選手達も、もっともっと、自由の楽しさを感じて欲しい。( 昔は知っていたはずなんだけど、僕たちが難しくしてしまったんだろうなと反省… )
 
2年生が、見事第1回大会のチャンピオンに。選手達、おめでとう!!
 
さてトレーニング。両日とも、練習メニューは違えどやったことは同じ。
 
◎ ウォーミングアップ
◎ パス(23日はフリーパス、24日はスクエアパス)
◎ ドリブル
◎ シュート
◎ ゲーム

 
今月残りのTRは、” 心 ” を鍛える。 具体的には、『 集中力・意識・イメージ 』 の3つ。しかし、日曜日は集中力が切れてしまった。意識・イメージを理解してもらおうと、ひとつのメニューが長くなってしまったことが原因。それでも、試合をイメージできれば、もっともっとやるべき事がある。もっともっと試合をイメージし、試合で通用する技術の習得を意識させたい。
 
 
◎ ウォーミングアップ
ブラジル体操も形になってきたので、 ” 意識 ” を注入。なぜこの動きをしているのか? どこを伸ばすのか? ひとつひとつ体の部位や筋肉の動きを意識させる。意識すれば、動きが大きくなる。

反転する時の足の動きを教えた。左回りで反転するなら、右足を1歩目で走り出したい。多くの選手は左足(軸足)を引き、右足を出す。つまり反転してから走り出す。反転しながら走り出せない。これは、 ” 悪い癖 ” 。この1歩の差が玉際の勝負を分けることは多い。何度か反転ダッシュを繰り返した後、実践編として1vs1。OFとDFが向かい合い、DFのマタを通して1vs1開始。DFが反転してボールをキープする。この反転で実践をイメージさせることが目的。まぁ、” 悪い癖 ” なのでいきなりは治らない。こういった癖を矯正するためには、ドリルトレーニングを継続しないといけないと思う。

土曜日は反復横跳びをやってみた。コウチャン・ヤマト・ハルト・ユウマのステップワークを確認する。彼らはドタドタ系。細かく細かく。20秒で20回に届かない選手が半分。これも継続かな…最近ブラジル体操を始めてからラダーをやってない。復活させたほうが良いだろう。
 
 
◎ シュート(23日)
横パスからコントロールで方向を変え、素早くシュート。基本テクニック一覧のいなすコントロール(C3)を加えたシュート練習。
 

 
このコントロール、日曜日のスクエアパスでもやった。なかなか上手くいかない。が、まだ始めたばかり。少しずつでもいいから、” 駆け引き ” を意識しよう。
 
 
◎ シュート(24日)

FWは、動き出しの駆け引き、タイミング、MFのコントロールミスへの対応(やり直し)など、試合を意識するように伝える。MFは判断スピードとパスの強さを意識する。
 
この形はゲームの中でも出てきた。しかし、MF役がスペースにボールを出してしまう。動き出したFWの足元へ、強く速いパスを出せるようになりたい。かけっこで勝負するには限界がある。
 
 
◎ ゲーム
24日は、3年生とTRM。内容は良くなかった。3年が1枚多いとはいえ、終始押し込まれる。球際が弱い。相手の中盤へのケア(マーク)の意識がない。自由にボールをコントロールされ、1人に2人も3人も交わされる。攻め手は個人のスピード突破とカウンター攻撃。しかし、GKと1vs1になるも決められず。失点シーンは、SBの判断スピード & CBの深さ不足が原因。次のプレーを考えてプレーしていれば防げたこと。

一番気になるのは、コントロールの質。特に、攻撃側の選手にミスが多く、ボールが収まらないから次の選手が絡めない。
意識と、コントロールの質をもっともっと高めなければいけない。
 
 
それにしても、レンには1試合1回大チャンスが巡ってくる。今日も決めた。
 

今年度のTRは後2回。2002年組に対し、僕がメインとして指導出来るのも後2回。
後2回で、どこまで伝えきれるか? どこまで、心を鍛えられるか勝負!!
 

Author: tademako

Comments are closed.