2013-05-05:練習報告(朝枠) 心の次は技

 
この日は、6年生の大会に帯同していない2002年組vs6年生(Bチーム)で試合をさせてもらえるよう事前にお願いをしていた。前日のTR後、2002年組には 「 試合のつもりで気持ちを作って来い 」 と伝えておいた。
 
朝枠は2002年組だけのTRで、参加選手は12人。
 
TRメニュー
◎ アップ
◎ パスゲーム(フリー、3vs1、4vs2)
◎ ドリブル
◎ 1vs1
◎ ゲーム( 試合 )
 
意識したことは、沢山ボールに触れることと対人プレー。後は、今までやってきたことの復習(思い出すこと)も含めて行った。

◎ パス
コントロールする時の体の向きが作れない。忘れてしまっている。 意識しないと出来ない 。周りを確認するために、半身になってボールに寄る・ボールを受ける。無意識で出来るようにならないと、次のプレーを意識することは出来ない。人間、明意識できることは1回に1個だけである。1回に複数のことを意識することは出来ない。対人環境で繰り返しトレーニングが必要。無意識を増やし、意識することのレベルを上げる。
 
◎ ドリブル
前日の試合、TRを通してボールタッチの感覚が悪くなっているように感じた。というより雑というか、意識してないというか…コーンの間隔を変え、スピード・状況の変化に応じた体の動きとボールタッチの間隔を心身に刷り込ませる。アキノリ・ヤマトはフィニッシュ直前のボールタッチの精度が悪く、良いタイミングと角度・体制でシュートを打てていない。サッカーノートにも書いていたので、このTRの意図は分かってくれてると思う。
たった10分。選手個々の上手くなりたいという気持ちが試されるメニュー。何人が ” やり続けられたか? ”。ちょっと物足りなさを感じた。 
 
◎ 1vs1
OFはシュート有、DFは奪ったらラインゴール。勝ち残り。楽しそうにやっていた。
OF側で自分から仕掛けることが出来る選手には、『 相手を動かし逆を取る 』 ことを伝えた。今は一瞬のスピードで交わすことが出来ても必ず自分より早い選手はいる。もっと相手との駆け引きを意識してもらいたい。
 
◎ ゲーム( 試合 )
人数の関係もあり9人制。ゲームでは闘うこと・ハードワークすることを求めた。結果は15分を4本やって、スコア合計4-1。予想外の結果になってしまった。もちろん選手達が頑張った結果である。選手個々の技術や能力は6年生のほうが高かった。しかし2002年組のほうが ” 本気 ” で闘っていた。今回は、” 心 ” の勝利だった。
試合内容は、闘う気持ちと行動が、” 偶然 ” を生み、それが良い結果に結びついたという感じだろうか。意図した必然的な事象はとても少なかった。
 
状況を確認しながら判断と行動を繰り返し、コントロールとパス技術を積み重ねゴールを奪う。
 
意図したプレーで結果が得られるようになりたい。
 
心では勝負できた。次は ” サッカーの技術 ” で闘えるようになろう!
” 心 ” があるなら、上手くなれる!
 
 
今朝のトレーニングでは、選手達の ” 自分がやるぞ! ” という姿を観ることができて楽しかった。遠慮は要らない。自分が主役だと思って、思いっきりサッカーでチャレンジしよう!
 
 
ハルトのキック力が急激にアップしたことに驚いた。
ヒカルの第1希望が ” まだ ” GKであることにも驚いた。
 
 

Author: tademako

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