2013-05-05:練習報告(午後) リスクを犯せ!

 
監督が帰省先から直接TRに参加してくれた。
前日に引き続き、ディフェンスのトレーニング( 朝枠でも6年生はディフェンスのトレーニングをしていたらしい )。まずはゲーム。その内容を見てトレーニングに落とし込んでいた。ゲームでは、CBを任される選手が自分のマークすべき敵を見ていないという状況に陥っていたため、マークの原則:同一視野の確保をテーマにしたTRを行った。
 
今回のTRは、僕自身本当に勉強になった。
 
TRメニュー
◎ ゲーム
◎ ミニゲーム
◎ 1vs1+2フリーマン(ハンドパス)
◎ 2vs2+3フリーマン
◎ ゲーム
 
細かい内容より、勉強になったことをまとめておきたいと思う。
 
 
1)ゲームからミニゲーム
ゲームでは人数が多いことと、個人突破からマークがずれることから、なかなか1vs1・マンツーマンの環境が作れなかった。そこで、6vs6のミニゲームに変更し、マッチアップが生まれやすい状況を作り、現状を確認していた。
確認すべき視点がぶれないのは流石だと思った。 
 
2)6つの約束
僕は今日初めて知ったことだが、常々選手達には伝えていることらしい。
① 走る
② OKの声
③ ハードワーク
④ 同一視野
⑤ 攻守の切替
⑥ 深さと幅
※ ” 闘う ” が入っていたと思うんだけど、6つに収まらなかった…次回確認しておく。
 
3)同一視野
これは、マークの基本のひとつ。
・ゴールとボールを結んだ線上
・ボールとマークする敵が同一視野に入る
・パスカットが狙える
この3条件を備えた場所が、最適なマークのポジショニング。

選手達は、まだ、意識しないと実践できない レベルだということが分かった。この意識に関する部分は、また別の記事で書いていきたい。
 
4)アプローチするタイミング
問題:自分のマーカーに対し、いつアプローチを仕掛けるのでしょうか?
答え:パサーが、自分のマーカーにパスした ” 瞬間 ”
※ イコール、同一視野に入れることがとても重要だということがわかる!!
 
パスする前にアプローチしたら
⇒ 動くのが早すぎて、裏をとられてしまう

パスが届いた後アプローチしたら
⇒ 突っ込んでくる相手を交わすのは簡単ですね

パスが向かっている間
⇒ 間に合えばいいのですが…
 
あくまで、足元に入るパスを想定してのタイミング。動きのあるなかでは、パスを出す瞬間とマークの相手の動きを同時に見る必要があるので、更に難易度が増す(のだと思う)。
 
 
いけるか!?・いけないか!?
いくのか!?・いかないのか!?
 
結局は、ここの判断力の差なんだが、判断を補助する意味でもこの 『 パスが出た瞬間 』 というタイミングはとても有効だと思った。
 
 
トレーニングでは、選手達は ” いかない ” ことがとても多かった。自然と ” リスクを犯さない ” 思考回路が優先されているように感じる。極端に失敗や負けを恐れているように感じる。おそらく普段の生活でも同じだろう。
 
トレーニングなら、失敗しても誰も文句は言わない。まずはチャレンジし、なぜ失敗したのか考え、またチャレンジする。その繰り返しから、 ” 成功する 間 ” を見つけ出して欲しい。
 
チャレンジ は リスク。
 
 
勇気ある選手しか、チャレンジは出来ない!
 
 

Author: tademako

One Response to “2013-05-05:練習報告(午後) リスクを犯せ!”

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