バレーボールとサッカー
火曜日、日本代表がW杯出場を決めた。友人が主催したパブリックビューイングに参加し、とても楽しく熱く応援してきました!
試合後、千葉県内の各スポーツ競技発展に第一線で活躍されている方々を紹介して頂き、色々とお話を聞かせていただきました。野球・サッカー・バレーボール・バスケットボール。皆さん、本当に熱く真剣。僕が大好きな空気が充満し、本当に刺激的で、考えさせられた貴重な時間でした。自分は、熱く・クールに出会う子供達のために研究と行動をしていきたいと強く思った時間でした。
その時の会話の中で、バレーボールにも 「 スペースを作る 」 という考え方があることを知った。今まで、バレーボールとサッカーを結びつけて考えたことが無かったが、なにかサッカーに対してもヒントがあると思い、バレーの試合をYoutubeで観てみた。
実は、バレーボールは好きなスポーツ。観るよりも ” やりたい ” ほう。母親がママさんバレーを続けている。もうすぐ64歳になる今も、ソフトバレーを続けている。僕は、高校3年の昼休み毎日のようにバレーボールをしていた。結構本格的にやっていて、A,Bクイックなんかもしていた。僕は背が低くセッター専門だった。健太やります! 涙のバレーボールなんて漫画も好きだった。
で、僕の超ど素人知識と経験、Youtubeで試合を観て感じたことを備忘録的にまとめておく。
かなり興味深いテーマになってしまい、整理しきれてません。
バレーとサッカー:戦術・プレーイメージの共通点
バレーボールで点を決めるというプレーは、サッカーの突破するプレーに似ていると思う。そう考えれば、バレーボールとサッカーのスペースが一致した!!
戦術1 幅を取り、スペースを作る
両サイドのアタッカーが幅を取る。狙いは、ブロックする人を左右に広げ、コートにスペースを作る。
こんな単純ではないだろうが、イメージはあってると思っている。ずばり、サッカーの幅を取る目的と同じ!! ” 攻撃時の基本 ”
戦術2 中央突破のスイッチ
A、Cクイックは、ワンツーやスイッチなどで狭いスペースを瞬間的に突破する技術に似ている。
もちろん2人の瞬間的な意思疎通と行動がなければ出来ない( バレーだとサイン? )。
サイド攻撃と予想した敵。そのど真ん中に空いたわずかな隙を、敵とのリズムの差で突破する。もちろん敵が構え詰まっている場所を突破することは難しい。突破する際の判断基準は、バレーもサッカーも全く同じ。
戦術3 素早いサイドチェンジ
B、Dクイックは、DFの準備が整っていない場所へ、素早くサイドチェンジするイメージに似ている。
バレー :ブロックが追いつく前にトスをし、ストレートにスパイクを打ち込む
サッカー:マーカーが追いつく前に逆サイドへパスをし、縦へ突破する
そのほかにも、バックアタックやフェイント(セッターのツーアタック)、ディフェンス時のポジショニング( カバー )・ワンサイドカットなど、様々なところに意図や目的、技術で共通することがありそう。
バレーとサッカー:個人技術の共通点
セッターの駆け引き
セッターは、相手の 予想を外す( 逆を突く )トス を上げる。
サッカーなら、楔に入るCFのようなプレー
アタッカーの駆け引き
アタッカーは、相手ブロックの位置を確認して、左右に打ち分ける。
相手にどっちに打つか分からないよう 同じフォームから、体や腕のひねりで方向を変える。
サッカーに関しては、以前記事にして紹介した。
高萩選手が蹴る直前の体勢(蹴り足を上げた体勢)
高萩選手が蹴った直後の体勢
参考記事:サブイボもんのプレー:高萩-佐藤ライン
共通点が多いことは分かった。しかし、ここで挙げたことは、ボールゲームの共通点といってもいいことばかり。こんなことを考え・感じながら色んなスポーツを観て体験することはとてもいいことだと思う。選手達は、色んなことにチャレンジしてみよう!!
バレーボールからサッカーへ
なんとなく ” ゴロ・バレーボール( 仮名 ) ” っていうゲームを思いついた。
流石にバレーボールはできないから、バレーボールのようなサッカーゲーム。サッカーの特徴であるコンタクトプレー(対人プレー)も取り込んだほうがいいだろう。
・ボールを 「 放す 」 技術の向上
・スペース認知力の向上
・グループ戦術の向上
・コーチング力の向上
・カバーリング・ポジショニングの向上
なんとなく、こんな効果が望めるんじゃないかなと思っている。
でも、僕が一番期待している効果。それは、僕がバレーボールで一番好きなところ。
” 常に全員がプレーに関わっている ” ところと ” 常に選手間でコーチングしている ” ところ。
自然にそんな雰囲気が出そうな仕組みを考えてみる。実際、小学生のバレーボールのトレーング現場を見学したらヒントがあるかもしれないな。行ってみる。
もちろん、もっとカッコイイ ” 名前 ” も考える!!