2013-06-23:練習試合(花見川プリーモ)

 
花島小で、花見川プリーモさんとのTRM。

ゴールを運んでのグランド準備等、選手達のために会場提供して頂いた花見川プリーモのコーチ、選手、関係者の皆様、有難うございました。長時間、少ない人数でとても疲れたと思います。それでも一生懸命闘ってくれた選手達、本当にありがとうございました。とても気持ちのいい時間を過ごすことが出来ました。また、よろしくお願いいたします。
 
 
さて、TRM。市大会に参加する2002年組全員と4年生9名で参加(体調を崩したヤマトは欠席)。
市大会をターゲットとしたTRM。選手構成も試合を意識したものにする。
試合結果は、試合結果のページから ⇒ 試合結果 
 

試合を通して確認できた、現在の課題


【攻撃時】
・バイタルからゴール前にかけて、2選手以上の絡みがない(個人突破のみ)

【攻⇒守】
・◎ファーストアプローチが遅れ、縦に運ばれる(蹴られる)

【守⇒攻】
・◎ボール奪取時、非ボールホルダーの切替が出来ない
・◎ボール奪取後、ボールホルダーが縦へのスピードを落とせない
・◎逆サイドへの意識がない(事前確認がない)
この3点の結果、ボールの動きは縦へ速くなる。サイド・後ろの選手がボールの動きについていけず、中途半端に前掛なポジショニングになる。攻撃に厚みが出来ないだけでなく、ボールを相手に弾かれれば、一発のクリアでDF裏をつかれピンチになる。

【守備時】
・ロングボール(GK・CK含む)の対応が悪い(先に触れない)
・非アプローチ者のポジショニングが悪い
・◎OKの声が出ない
 
色々上げたが、◎のついている項目は、トレーニングをしていることで、意識しなければいけないこと。
・奪われない
・ハードワーク
・深さと幅
この3つに関連することばかり。まだゲームでは十分に表現できていないので、試合に近い形に落とし込みながら徹底していきたい。
 
 

最大の反省点は、やはり『 心 』


しかし、今日のゲームで最も反省すべきは 『 心 』 の部分。もろに表れたのは、1試合目の敗戦と、2試合目・7試合目の失点。
 
1試合目。試合に入る前、『 ここから公式戦 』 と伝え送り出した。そしてその公式戦初戦で負けてしまった。20分で13本シュートを打って得点ゼロ。CKのワンチャンスを決められて0-1敗戦。ボールを待ってしまう。絶対奪う、絶対やらせない。そんな ” 魂 ” が見られなかった。

2試合目。2点を奪ってリードした状況。終了直前(既にロスタイム)相手CKから失点。最後の集中力。最後を凌ぎ切る精神力。重要!!

7試合目。試合前、選手達でミーティングし、敵の特徴と対応方法を話す。その内容を確認し、ロングボールに対するケアでは、DF・GK間の 『 声 』 による連携が重要だと伝えゲームに送り出す。結果、DF同士の連携ミスから失点。確認したはずの 『 声 』 が無かったため被ってしまった。
 
 
全て、全員が集中し、意識することで回避できたことかもしれない。

『 心 』 のあり方ひとつで勝敗が決することがある!
 
 

スーパープレー コウキのタタン&トモヤのギュウィーン!


『 おっ! 』 と驚くスーパープレー・地味だけど最高のプレーはもちろん沢山あった。
 
・4年生の大活躍
4選手が得点を奪い、多くの選手がアシストを決めた。気持ちよくプレーができていたと思う。ナナエのロングスローは絶対的な武器だし、ユウヤにはきらめくセンスを凄く感じる。タクトはシャビアロンソの様な風格を漂わせながら、左右にボールを配給していた。2003年組も楽しみ!!
 
・コウキのタタン
おもわず 『 すげぇ~! 』 と立ち上がり、声を出し、鳥肌が立った。GKと1vs1になる。GK正面に真っ直ぐ向かっていくことで、GKの動きを止める。GKの目の前で一瞬 ” 浮く ” 。この時完全な自然体になり、左右どちらに行くか分からせない。着地と同時にGKの脇を抜ける。タイミングがつかめないGKは対応できない。あとはゴールへ流し込む。まぐれではない。これを2回も観た。これ、『タタン・ドリブル』。詳しくはこちら
自然体:『タンタン』 と 『タタンッ』
 
・トモヤのギュウィーン!
試合終了直前、それまで ” 消えていた ” トモヤが30mを全力ダッシュし駆け上がる。右サイドから転がってきたボールを、そのままのスピードで左足一閃。ゴール左上に突き刺さるスーパーシュート。スピード&キック。トモヤが最大の武器をアピールした。イメージは、ギュウィーンか、ビュワーンか、ズドーンか、ズンッか、ズバッか。なにせ、今までジュニア年代で観たことないシュートだった。
 
・ハルトのCB
ボールを落ち着いて扱えている。アプローチしてくる敵を冷静に交わす。敵にぶつけるようなクリアやパスはほぼ無かった。目立たないが、とても重要なプレー。頭の良いプレーヤーだと改めて関心。
 
・タツキの間合い
前を向いてボールを持ったときのタツキは、敵をひきつけるのが本当に上手い。コウキと同じで、敵の正面に向かってドリブルすることで、敵に読ませないプレーをしている。左サイドをえぐった時のラストパスを出すタイミングなんかは、本当にタツキらしいパスだった。
 
・チームの肝 ダイキ
誰よりも速くボールを奪いに行き、攻撃の目を摘む。周りを確認し、指示も出せる。攻撃の基点としてパスも出せる。前が空けばドリブルでも突っ込める。非常に安定している。とても自信に満ち溢れている。チームを、攻撃を落ち着かせることが出来れば尚良いが、今のプレーを自信もって継続し更に高めて欲しい。すごく安心できる選手になってきた。
 
他にも、レンの30m独走ドリブルシュート(ゴール)、ヒカルのハードワーク、ユウマの精度の高い技術、チサトのボールへの執着心、ケンタロウは敵を観れているからぶつけることが少ない、ヒトシのCBとしての頭の良さ、ナオキの成長、ショウの逃げない飛び出し。それぞれが、それぞれの特徴を出しながら試合が出来ていた。
 
 

シュートに魂を込めろ!


コウチャン、アキノリは2人で11点とった。でも2人で同じかそれ以上の本数は外した。何より、絶対欲しいところで入らなかった。チャレンジは良い。ドンドンして良い。チャレンジしてのミスは良い。次に繋がれば良い。でも、僕が感じたのは、監督のひと言が全てをあらわしている。

『 シュートに ” 魂 ” がこもっていない 』

シュートを打つとき、” 絶対入る! ” と思って打て。

” 絶対入れる ” じゃダメ、” 入るかなぁ ” ・ ” 外したらどうしよう ” はありえない。
 
 

チームらしくなってきた


課題も沢山見つかったが、トータル的には今後が楽しみになるTRMになった。2002年組と4年生も、選手間のミーティングなどを多くしたことで一気にチームとしての意識が高まってきたように感じる。TRMを引き受けてくれた花見川プリーモさんには本当に感謝。学年関係なく、同じ目標を今の段階で共有できたことは、本番に向けてとても大きな力になると思う。
 
本当に楽しみになってきた!!
 
ナオキの忘れ物さえなければ・・・
グランドを突っ切る選手がいなければ・・・
 
次の週末もTRM。TRする時間は少ないが、少しでも修正して望もう!!
 
 

親バカコメント


ハヤトは、主にボランチで出場。最後の試合で2ゴール。1ゴール目は2人を抜いた後、一度はGKに止められたこぼれ球を最後は左足。2ゴール目は、コウキが奪ったPKを豪快に蹴り込んだ。その前にもGKと1vs1があったが、引っかかってしまった。
5年生として責任感をもってやれていると思う(空回りしている部分が目立つが)。思い切ってやり、チャレンジし、もっともっと得点に絡め!!
 
 
※ また写真とるの忘れた…
 

Author: tademako

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