2012-05-05/06:練習報告 オフザボールで何が出来るか?

久々に土日とも練習に参加。
両日とも夏日ガンガンで、トレーニング中に気持ち悪くなる選手が数名。水分をしっかり取り、熱中症対策を心掛けましょう!!

週末コーチから選手達へ伝えたこと
・サッカーノートを書き、次の練習前に読もう
・毎日ストレッチをしよう(体かたすぎるぞ!)
・サッカーノートに、ボールを持っていないときできることを5個書いてみよう

それでは、土日のトレーニングのおさらい。
土日ともテーマは一緒
・ボールを止める姿勢(角度)と位置を意識する
です。
周りを見て、判断することが前提ってこと理解してるかな?)
 

日曜日は4年生だけだったので、広くコートを使ったトレーニングが出来ました。

トレーニングメニュー
◎ウォーミングアップ
◎ボールタッチ
◎ドリブルシュート
◎三角パス練習(土曜日)
◎センタリングシュート(日曜日)
◎リフティング大会(日曜日)
◎ゲーム

ではポイントのおさらい
◎ドリブルシュート
4/22のトレーニングでやった、『スピードの変化』を意識するよう要求しました。
遅⇒早の動きで、ゴール前の敵をかわしてシュート。
”ワンタッチで素早く狙ったところへ移動する” スピード感とボールをキープする感覚をつかんで欲しい。
これは、ドリルトレーニングの位置付けなので、毎回続けたいと思います。

◎三角パス練習(土曜日)
これは、ボールを止める角度と位置を意識するトレーニング。ま、基礎トレですね。

受けるタイミングも加えてみたのでちょっと困惑気味でしたが、ただボールを回すだけなら結構出来ます。そこで、中にDF役をいれて、ただボールを追いかけさせました。ボールは取りません。すると、相手の位置を見てからの判断がなかなか出来ない。図で言うと、相手が左方向に来ているのに左に止めちゃう。これはトレーニングの意図がうまく伝わっていないのか、そもそも見れていないのか。決められた形でボールを動かせることはほとんど無いサッカーでは、個人の機転(判断)をもっと聞かせてみてもいいんだよ!

◎センタリングシュート(日曜日)
今度11人制の大会があり、普段練習しているグラウンドより大きい。そして、そんな大きなグラウンドで試合をしたことない選手達に、グラウンドを大きく使うイメージをもってもらいたくてやってみました。

やり始めると、ポイントが多すぎてちょっと失敗かと。でも選手達は形としては上手くやれていたと思います。もともとポイントにおいていたのは、次の2点。
① 1の選手がルックアップして3に強いパスを送ること
② 3の選手が、ボールを受ける時に体の角度を作り、受けられること

②は練習の流れだったので、選手達も意識できたみたい。
①は、三角パスと一緒で、ただ形をこなしている選手が多い。サイドに人がいないのに2にパスする選手もちらほら…

実は、監督からもらったアドバイスをもとに、図のようなトレーニングになりました。もともとは、1の選手は、2にパスしたその場にいたのです。試合中、パスしてボーっと立ってるなんておかしいと。大体、1が最初っから3にパスしないのは、DFがいるから。1から2へボールを当て、相手を2に引き付けることで3へのパスコースを作るというイメージ。だったら1は動くでしょ!ってこと。
選手にどこまでイメージが伝わったか微妙ですが、やり方を変えたあとも、半数の選手は、パスした後、パスの先とセンタリングする選手をボーと見ていて、その場から動かない。次を探さないんですね。これ癖ですね...これはヤバイ。

そして、それがゲーム中にも。

ゲームの合間に、監督から選手へアドバイス。
ボールを触っていないとき、何が出来るか考えよう!

実際、ゲーム中もボールばっかり見て、ボールにじりじりと寄っていく選手が多い。味方と距離をとり、スペースを埋める、相手のマークにつくなんてことはまだまだ出来ない。

全ては、次に起こりうることを予想した準備をする時間

ここが理解でき、体が動けるようになるためには、どうすればいいのだろうか...
4年生にもなれば、さすがに全員が団子サッカーではなくなります。パスが来るのを待つ選手もいます。でも、待つ位置や準備が足りません。せっかく、良い気づきをしているのに活かせていない。ひと言で伝わる魔法の言葉や、素早く理解できるトレーニングって無いもんだろうか。2vs1や3vs1なのかなぁ。

トレーニングをやる上で大きな課題が見つかりました。

Author: tademako

Comments are closed.