危険な場所は? 日本vsウルグアイ

 
夏休みの間に行われた、日本代表vsウルグアイ代表。
 
ようやっと試合を見直しました。
す~ごくざっくりと僕の感想を言えば、

フォルラン+スアレス2人で点を奪えるウルグアイは、人数をかけないと点を奪えない日本に比べりゃ圧倒的に効率良くサッカー出来るね!

って試合でした。

この試合に関しては、テレビで映っていないところでの、フォルラン&スアレスがやっている(であろう)CB2人との駆け引きを観たかった。ウルグアイディフェンスからの縦パスは、ほぼ受けられていたからね。駆け引きなしでは、ありえないボールの収まり方だった。
 
 
しかし、このレベルのチームに勝つためには、スーパーな選手を要さないと無理!という結論では、ザックさんもサジを投げるしかないわけで...しかし、どうやって勝つかってのは僕には分からないので…

数ある中から、ここはマズイだろ!ってのを1つだけ上げてみる。
 
それは、4点目を奪われるこのシーン!
jvsu02
 
ウルグアイの選手5に対し、日本選手は6。数的優位を作っています。
 
しかし、このシーンには大問題が隠されています。それは何でしょう?
 
 
 
 
 
jvsu02-1
 
赤丸の中の人数を確認してみると、ウルグアイが3に対し、日本が2・・・。
ボールがある場所で、しかもゴールに近い場所にも関わらず、ウルグアイのほうが数的優位なんてありえない・・・。
当たり前のように、ここからフリーの選手を使い、DFの裏を取りゴールを決めてしまうウルグアイです。
 
で、ここのポイントは、香川選手が戻ってきた守備位置。
 

そこ、本当に一番危険なところ?

 
今の2002年組のトレーニングなら、ストップかけられて、『 どこが危険なの~ぉぉぉぉ! 』 って言われているレベル。
 
 
 
一方のウルグアイ。
jvsu01

前線の2人で点が奪えるから、8人引いてきちゃってる。しかも、ボールサイドでシッカリ数的優位な状況を作ってるし。実はこの後、日本代表は左サイドのゴートク選手が駆け上がってくるので、攻撃に8人掛けます。しかし、シュートも打てませんでした。しっかりボールサイドに人数をかけ、侵入を阻んでいました。
 
 
 
本当に基本的な差だと思います。
 
危険なところから防いでいく。ボールを奪いに行く。カバーやラインコントロールのような戦術に意識が行き、奪う・防ぐという本質部分に集中しきれていないんではないかと思えるシーンでした。
 
 
ここは、日本代表ではなく、2002年組のみんなもシッカリ意識しておこう!
 
 
 
それにしても、8人も攻撃に人数を注ぎ込むということは、後ろは、2vs2。しかも世界最高レベルの2人と・・・リスクを犯さないと点は奪えないとは言え、相当なリスクだな…
 

Author: tademako

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