ボールを奪える選手になれ!
前回の続き。実践的で組織的なトレーニングが多くなる今後に向けて、 ” 個 ” として意識し延ばして欲しいことを少し書いていきたいと思う。
第2弾は、ボールを奪える選手になれ! だ。
相手から1人でボールを奪える選手が多ければ、そのチームはとても有利だ。しかし、高いレベルに行けば行くほど、個の力でボールを奪いきることが出来る選手はなかなかいない。
弾き返すことが出来る選手はいる。
突破させないことが出来る選手はいる。
しかし2002年組の選手達が目指すは ” 奪いきることが出来る選手 ” だ。
相手からボールを奪い、攻撃のスタートになれる選手。
ものすごく分かりやすい風に言うと、『 ガツガツいける選手 』 になれってことかな。でも突破されたらダメだよ(笑
ボールを奪うために
1)攻撃的になれ
守備=守りではない。攻撃的な守りもある。それが奪いに行くことだ。常に ” 心は攻撃的でいろ ” 。
恐れるな! 怖がるな!
勇気を持て!!
2)マネをしろ
上手にボールを奪える選手のマネをしろ。いつ、どうやって体を動かし、どうやって奪っているのか。
3)相手(周り)を観ろ
試合中、相手が何をしてくるかは、相手を観ないと分からない。周辺の敵、味方の状況からも変わってくる。何をしてくるか分かれば、奪える可能性は高くなる。周りを観て、状況を把握しろ。
4)準備をしろ
一番やばいのは、単独で突破されることと、シュートを打たれること。この2つに対応可能で、しかもスキがあれば奪いにいける状態を準備しろ。準備が不十分な状態で勝利はありえない。
5)経験しろ
失敗してもいいから何度でもチャレンジすること。そして成功したときの感覚を掴む。自分の体に染み込ませるためには、数をこなすしかない。遊びや練習の間に、どんどん1vs1をやれ!
ボールを奪える選手は、絶対必要な選手になる!
実は、相手から奪うのことが上手になれば、逆に相手から奪われない選手にもなれるぞ。