2014-03-01：練習報告 駆け引きと挑戦
今日は朝から雨で中止。トレーニングは土曜のみとなった。
もう３月。昨年の今頃は、『 心 』 について色々と注文をつけていた。集中力・自分との勝負・心が最初・etc。それから１年。それぞれ、自分と勝負し続けることが出来るようになっただろうか？仲間のために、自分に厳しく出来るようになってきただろうか？
選手たちの心を覗いてみようと思いながら自転車をこいだ。
トレーニングメニュー
◎ラダー
◎コーンドリ
◎２ｖｓ１
◎３ｖｓ３＋ＧＫ
◎ゲーム
◎１ｖｓＧＫ
ラダーは、距離を短くし、力強いからだの動きを意識させた。ショートダッシュを強く、沢山。
鳥かごをしようとする選手たちを静止し、あえて伝えた。
『 自主練でドリブルしなさい！ 』
コーンドリを１０分やった。スピード・スピード・スピード。フリーを５分。利き足のみを５分。思っていたより上手だった。でもボールタッチは継続が大事。１０分でいい。意識を高く、身体的負荷も高い状況で、沢山ボールに触って欲しい。でも、やれ！って言ったから、次からやんないかもね・・・
２ｖｓ１から、監督が登場。
２ｖｓ１、３ｖｓ３＋ＧＫと面白いプレーが沢山現れるようになってきた。本当に少しずつだけど、『 ゲームの中で２ｖｓ１ 』 が分かってきた選手もいるように思う。２ｖｓ１をうまく ” 使えているなぁ ” って思ったのは、ユウマ・ヤマト・タツキかな。いい動きをする選手もいたけど、判断している選手は少ない。判断したプレーかどうかの判断、思わず『おっ！』って言葉がでるかどうか。
２ｖｓ１を作り上手に使うってのは、 『 １ｖｓ１の駆け引き 』 から始まるんだけどね！
ゲームは 『 駆け引き 』と『 挑戦 』 を意識して観た。
ゲーム中気になったのは、『 出来るプレーをする 』 選手が多いこと。挑戦・チャレンジしている選手が少ない。
今チームの中で、状況に応じた判断と駆け引きを意識し、色々チャレンジしているのは コウチャン 。 色んなプレーが出来るようになってきた。しかし、みんなに ” 合わせる間 ” がありプレーが遅くなることがある。『 もっとわがままにやれ！ 』 って言った。コウチャンがチームメイトに合わせることでチーム力を上げることも出来るけど、 コウチャンに付いて行こうと周りが伸びる 方が、チーム力は絶対に上がる。そっちのほうが、コウチャンも周りの選手達も伸びる！
コウチャン、先頭に立って伸び続けろ！
もうひとり、最近チャレンジし始めたなって感じているのはトモヤ！
今日は、ゲーム中ダイレクトシュートを２本連続外した。監督からストップがかかり、別の選択肢も示していた。３ｖｓ３の時僕が、 『 練習なんだから、ダイレクトで思いっきり蹴れ！ 』って伝えたから、あえてダイレクトでうったんだと思う。試験じゃないんだから、 ” 思い切ったプレー ” をどんどんやって欲しい。どんどんチャレンジすることで自信になり、それが相手への怖さになる。思い切ったプレーからは、相手に怖さを与えられる！ トモヤにも、その為の素材があふれているぞ！
ヒトシ、左足で蹴れる絶好球は左足で蹴ろう！練習で蹴らないと試合では絶対蹴れないし、絶対上手な選手になれないぞ！チャレンジしていることが評価され、評価されるから上手になるんだ！
ヒカル、ドリブル始めてからパスするときって、タッチライン沿い（左側）ばっかりだな。中にチャレンジしようよ。だって、ゴールは外にはないよ！？選択肢を増やせば、相手はもっと迷う。
１ｖｓＧＫ。ドリブルでＧＫと１ｖｓ１ってやつです。ＧＫのトレーニングだけど、当然フィールドのトレーニングでもある。
まぁ、止められる・・・
ＧＫと１ｖｓ１で止められてしまう原因は、タイミングを合わされるから。決めるコツは
『 タイミングをずらす・外す・分からせない 』
つまり、駆け引き。
え、今？
え、そっち？
え、それ？
これ。
駆け引き その３：駆け引きの種類
ケンタロウは冷静だった。よく相手を観て、落ち着いて決めていた。一方、あせってたのは・・・。
それにしても、ナオキの近距離１ｖｓ１は凄い！
約３時間３０分のトレーニング。給水時間はあれど、休憩時間はほぼなし。監督がコーチングする時間は体は休むが頭は休めない。ほぼ全員が、手を抜くことなく ” サッカーに取り組んだ ” 。結果、全員の心は成長していた。気持ちはあった。
もっと、強くなれる！
Author: tademako
