新生日本代表の初戦:ウルグアイ戦

 
新生日本代表は、0-2敗戦という結果でスタートを切りました。
 
チームとしての完成度が高いウルグアイに対し、チームとしてまだ歩き始めてもいない日本ではもともと勝負ありです。今回は、新しく選ばれた個への期待と、アギーレ監督の思いを観る試合でした。
 
 
20140905
 
 
” 個 ” への期待
 
個人的に楽しみだった坂井選手は、失点につながるミス2発。これを糧に、大きく成長して欲しいですね。高さでは勝っていましたから、” 大きい左利きCB ” は、間違いなく貴重な素材です!!
 
CFの皆川選手は良かったですね。しっかりとポストプレーヤーとして体をはったキープが出来、ファールももらえてました。チームとしてはとても助かっていたと思います。これまた素材ですね!!出場できなかった大迫選手は、「あいつやるな!」なんて思ったんじゃないでしょうか?
 
武藤選手・森岡選手は、思い切ってプレーしていたと思います。このまま呼ばれ続けられるよう、頑張って欲しいです。
 
個人的には、柿谷選手にはもう少しアピールして欲しかったのですが、ポジション的に難しいですね。この辺りは、アギーレ監督の考え・思いに続きます。
 
 
 
アギーレ監督の考え・思い
 
4-3-3で始めて、途中で4-4-2に変更しました。それも、選手の入れ替え無しで。そこでピーンときましたよ、森重選手が、中盤の底をやった理由が。
 
森重選手は、3バック時のCB要員でもあったんじゃないでしょうか!
 
4-3-3から、3-5-2にシステム変更した時、森重選手が3バックに入り、細貝選手がアンカーに。両SBはSHになり、本田選手がインサイドハーフ、岡崎選手がFWに入れば3-5-2システムの完成!!田中順也選手もボールを奪うのが上手な選手なので、ダブルボランチのような形も出来るかもしれない。
 
もしこの想像が正しければ、柴崎選手や遠藤選手が期待にそえるかは難しいですね・・・というより、森重選手のようなボランチ(CB)は、ほかにいるんでしょうか?
 
 
あと、明らかだったのは、空中戦もやるぜ! という ” タテポン戦術 ” 。
CBから、あれだけ分かりやすい縦パス入れる日本代表はいつぶりでしょうかね?この戦術なら、大型で闘えるCFと、こぼれ球を拾い捲るインサイドハーフが求められますね。( 左利きのCBもね )
 
 
さて、個のところで触れた柿谷選手が試されたポジション。両サイドFWには、ウィングとしての仕事はあまり要求してないんだと思います。逆足FWを配置していますから。カットインを怖がらせて、SBのオーバーと2択を用意しSBを攻略したいんだと思います。最近のサッカーではスタンダードな感じですね。
 
すると、 ” 裏 ” より、 ” 基点 ” として計算する可能性もあり、抜け出しが得意な選手には不利かも知れません。サイズ的に問題なければ、左右2つのポジションを、香川選手・乾選手・原口選手・岡崎選手・本田選手・柿谷選手・斉藤選手・etcなど、多数の選手達で争うことになりそうですね!
 
 
 
と、2戦目を前に、自分が感じたことを書いておきました。
 
 
9日のベネズエラ戦。
 
ウルグアイ船とはまったく違うコンセプトを持った日本代表が観れるかもしれません。
 
楽しみですね!!
 
 
 

Author: tademako

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