月10,000回 と チーム制
- 2012年11月02日(金)
- in 55_指導方針
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2002年組の試合のDVDをよく観る。
※繰り返しになりますが、ダイキのお母さん、いつもありがとうございますm(_ _)m
そして、次回もよろしくお願いいたしますm(_ _)m
観れば観るほど、 『 コントロール 』 だなと再確認。
どうすれば、基本技術のトレーニングをひたすら続けることができるだろう?
どうすれば、基本技術の向上を実感することができるだろう?
元日本代表監督のオシムさんが言った言葉。
『 日本の選手は、若い頃につまらない練習をしていないだろう 』
名将が、大人が ” つまらない練習 ” と分かっている練習。
それを10歳の子供達がやるんだから、やっぱり達成感とか、上手くなってる実感が必要だろう。
選手達のモチベーションを保ち・高める工夫が必要なトレーニング。
色々考え、シミュレーションした結果、2つの仕組みを実践してみたいと思う。
◎ 1ヶ月10,000回
◎ チーム制の導入
まず、1ヵ月10,000回ボールに触る ことを目標にする。
先月から自主練記録シートを全選手に配っている。1週間で1,500回ボールに触れようという宿題(義務ではないので報告は不要。しかし実際に触ってる選手は何人もいることは分かる)。これを実践すれば、4週間で6,000回。
残りの4,000回を、週末のトレーニングで強制的に触らせる。11月は6回練習できるので1回のトレーニングで700回触らせる。
200本パスをすれば、トラップとあわせて400回。
50本シュートを撃てば、トラップとあわせて100回。
20本ドリブルすれば、なんだかんだで200回。
その他、ゲームなんかもあるので、全員700回は触れるだろう。
数だけみれば結構つらそうだけど実際はどうなんだろう。選手の様子を見ながら数字は増やしていこう(笑
俺は、10,000回ボールに触ったぜ! っていう達成感が自信に繋がっていく(と信じてる)。
チーム制は、つまらない繰り返し練習に、勝負というゲーム性を加えるために導入する。
2002年組は20名なので、3チーム(6,7,7)にする。技術レベル以外に、小学校や参加率なんかも考慮して均等に分けたい。
パス練習なら、早く全員が200本パスしたチームの勝ち。
シュート練習なら、早く全員が20点とったチームの勝ち。
上手になってくれば、時間内に沢山できたチームの勝ちでもいい。
長期リーグ戦もやってみようと思う。もちろん、賞品も用意する!
実は、チーム制ではひそかに期待していることもある。
それは、選手同士のコミュニケーション増加と選手の自律。アドバイスする選手や、逆に求める選手が出てくるかもしれない。作戦を考える選手も出てくるだろう。チームに貢献しようと自主練を始める選手もいるかもしれない。あまり大きな期待をしてしまうと、口に出てしまうのでほどほどにしとかないといけない...が、2ヶ月後が楽しみだ。
よし、構想は固まった。
次は、リーグ戦の名前を考えなければ!