蹴れないのは左手と軸足のせい

 
” 蹴れる ” ことを、ハヤトの武器の1つにしようという話をして、ハヤトも了承。
そこで、何度か ” 遠くへ蹴る ” ことをイメージし蹴ってみた。

まぁ、当然ながらボールは飛ばない。

早速修正点を探してみるが、なかなか的確なポイントを指摘出来ず。後で指摘が出来るように動画を撮影し、分析することにした。iPhone(スマホ)って本当に便利。

動画を見直し、動画を分解して見直し、プロサッカー選手の蹴り方と比較し…
ということで、よこに並べてみた。

左は、小野伸二選手(ナイキのCM。やっぱりこれは合成?)
中は、ハヤト選手(公園での朝練)
右は、中田英寿選手(ローマがスクデット取った年の代表的なゴールを決めたシュート)

イメージでは、小野選手のようなキックを描いていたはず。
中田選手のキックは、シュートなので ” 浮かせない ” 為の体の動きが入っている。(ここは別途)

では、ハヤト選手のキックの課題はと...

あんまり沢山挙げると凹んでしまうかもしれないので、大雑把に2点。

1点目は、左手
2点目は、軸足( 体幹 )

 
左手

ハヤト選手も、2段目までは左手が上がっている(隠れてるけど、クリックすれば大きくなって全体が観れます)。しかし、3段目には下がり始め、踏み込んだ時点で完全に下に向いている。これでは、上半身の捻りパワーを使って足のスイングスピードを上げることが出来ない。だからボールにパワーが伝わらない。
小野選手・中田選手とも、左手を大きく伸ばし、上半身の捻りパワーを上手く使って足を振っていることが分かる。

軸足( 体幹 )

4段目、5段目、6段目の小野選手とハヤト選手の下半身に注目。
 4段目 踏み込む直前
 5段目 踏み込んだ直後
 6段目 インパクトの瞬間

6段目のハヤト選手は、踏み込んだ直後(5段目)と比べてお尻が沈んでいるのが分かる。これは、助走で得たパワーを、軸足一本で支えることが出来ていないということだと思う。軸足というよりは、体幹の強さがの問題なのかもしれない。
このあたりの体の動きについて全くの素人なので勉強する必要があるが、簡単な原理は次のとおりだと思っている。

1)助走することで、体全体に前向きの力を蓄える。
2)軸足と腰で急ブレーキをかけ、蹴り足の股関節から下が前に飛び出そうとする(慣性の法則?推進力?)。

この ” 急ブレーキ ” がポイントで、ブレーキが弱いほど蹴り足のスピードは上がらない。結果ボールに力が伝わらず、強いボールを蹴ることが出来ない。

この体幹(だと思っているが勉強する必要あり)トレーニングは、小学生年代から始めるべきなんだろうか…?
 
 

と、大きく2点をあげてみたが、小野選手や中田選手のように、 ” 格好良く蹴る ”  ことが出来れば、上手に力を伝えられているってことだと思う。

プロ選手の格好良い蹴り方のイメージを覚える。
自分の蹴り方を確認して、良いイメージに近づけていく。
 

知らずば人真似
 

これが良い!
 

Author: tademako

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