2013-03-02/03:練習報告 自分との勝負

 
今月の選手達のテーマを決めてます。
4年生最後の月だからこそのテーマ。

 『 自分との勝負月間!! 』

2002年組は来年5年生。5年生になるまでの1ヶ月間、どれだけ自分自身を上手にする為に、真剣に・必死に自ら取り組めるか。また、より高くなる(だろう)要求に対し、自分を奮い立たせて頑張るための準備として。手を抜こうと思えば簡単で、頑張り続けることはとても大変なこと。僕達は、選手達が 『 頑張ったよな! 』 と思えるように先頭を走って引っ張る役。
 
では、トレーニングメニュー

◎ ウォーミングアップ
 -体操
 -フリーパス
◎ 対面パス(1人200本) (3/2のみ)
◎ ドリブル
◎ スクエアパス(3パターン)(3/2のみ)
◎ キープ ⇒ 突破      (3/3のみ)
 -キープするドリブル
 -1vs1
◎ ゲーム
 
まず、3/2。
この日はとても風が強く、大人でも集中が続かない状況。出だしはなかなか好調だった選手達も、つまらない基礎トレーニングで集中が切れてきた。スクエアパスはグダグダ…
あまり身に付いている感じがしなかったので、ゲームに切り替え。

そして、翌3/3。
自分は夜勤明け。急いでグランドに行くと丁度トレーニングを開始するところ。さぁ、今日はどうかなぁ~と期待と不安が半々。
グランド1面を2002年組が独占できるということで、1時間トレーニングをした後ゲーム。監督・Kコーチ・僕も入って3チームでグルグルやり続けた。

ゲームの感想。プレーが全体的に雑だった。もちろん、局面では素晴らしいプレーも飛び出す。アキノリのノールックパス、ヤマトの完璧なコントロールから左足一閃、ショウの大ゲーム初ゴール、ケンタロウの落ち着いたキープから、コウチャンをぶっちぎったドリブル。しかし、全体的には雑。焦って ” 蹴ってしまう選手 ” もいた。
 
どんなコントロールのトレーニングをしているのか?
どんなパスのトレーニングをしているのか?
なぜ、キープのトレーニングをしているのか?
なぜ、深さと幅をとっているのか?
 
トレーニング内容やゲームの趣旨を、ゲーム中のプレーと結びつける作業がまだまだ足りないのだと思う。
 
 
トレーニング終了後、『 楽しかった人? 』 という問いには、全員の手が挙がった。でも、2日のサッカーノートには、『 楽しく出来なかった 』 という言葉もあった。どうすれば毎回楽しくサッカーが出来るのか? もっとも簡単で、とても難しいテーマなんだな…
 
 
トレーニング終了後、監督から選手達への言葉
 
『 辛い思いを十回すれば、一つ幸せになれる 』
 
気付きなさいというメッセージ。これからは、楽しいだけじゃ成長できないぞ!というメッセージ。これからは、もっと自分に厳しく取り組むことを求めるぞ!というメッセージ。そして、君達が頑張ってる姿は、自分( 監督 )がしっかりと見てるぞ!というメッセージ。
 
たぶん、自分が選手達に話していることを聞いて、 ” 今なら ” という思いで伝えてくれたんだと思う。最高のタイミングだったと思う( 流石! )。
 
2002年組の選手達はまだ10歳。言葉への思いまで汲み取れる選手はなかなかいないと思う。だからこそ実践を通し、あと1ヶ月で 『 自分と闘える選手 』 に少しでも変えていく 。あのとき監督が言っていたのは、こういうことか!と思えるように。これが、1ヶ月で2002年組の選手達にしてあげる僕の仕事。
 
5年生を迎える時、何人かの選手は自分の将来を考えサッカーを中断することになる。個人的にはとても残念だが、最終的には本人の決断だから当然尊重する。その選択は、サッカー以上に厳しく辛いものかもしれない。そんな選手達にも、この最後の1ヶ月、2002年組のサッカーを通して 『 自分は自分と闘える! 』 ことを感じて欲しいと思う。
 
 
 
最後に、来年度の保護者の方々の体制(役員等)が決まりました。色々とありがとうございます。新役員の方々、僕はなかなか気が回らない人間で、色々とご迷惑をおかけします(断言します!)。スミマセンが、おおらかな気持ちでよろしくお願いいたします。今年度ご対応いただいた役員の皆様、本当にありがとうございました。僕が選手達に集中できたのも、皆様のおかげです。ありがとうございました。
 
さ、役員の方々だけでなく、2002年組に関わる全員で、選手達を盛り上げていきましょう!!
 
 
※なんだか最近、精神論ばかり言ってる気がする…
 
 

Author: tademako

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