なでしこが見事なサイドチェンジから得点!

なでしこジャパンが、圧倒的な安心感をサポーターに与えながら、4-1でブラジルを撃破しましたね。

鮫島選手のエラシコすごくね!

って思った選手達も多いと思います。

宮間選手、ごっつあんゴールだね!

って思った選手も多い3点目は、完璧な崩しからのゴール。
前に、男子日本代表が狙ってる攻撃はこんなだよって書いたことありましたが、それを見事に
再現してくれました。
参考に、この記事の絵だけでも見ておくと、この後の説明が分かりやすいかも。
2012-03-24:練習報告 広い方から攻めよう

では、この3点目のゴールを振り返ってみたいと思います。

まずは、試合のハイライト映像をみて盛り上がりましょう(人がアップした動画ですが)。
そして、3:52秒(後半14:17秒)のシーンから、数的優位の状況を確認しながら、見事な崩しを確認してみよう!

どうでしたか?

では、選手の皆にもわかるように画像付で解説を

大野選手の周りに4人。コート半分に相手が7人もいます。
ということは...逆サイドは相手が少なく、スペースもあるんじゃないか!?

相手がたくさんいるから(逆サイドが空いてるから)、大野選手はバックパス。
すると、決まりごとのように左サイドの鮫島選手が、目の前の大きなスペースに走り出す。
もうひとりのCBの目の前にも大きなスペースがある。

ここで、もうひとりのCBにパスをすると、相手のプレス(マーク)はどう変わるか良く見てみよう。
特に、鮫島選手をマークしている選手に注目。

ボールを追いかけてた相手FWの選手は、間に合わない。
フリーでボールを受けたCBは前を見て、大きなスペースがあるのでドリブルを開始。
そうすると誰かが行かないといけないので、鮫島選手のマークがプレスに行く。

ここまでくれば、選手達もわかるね。 そう、CBと左サイドバックの鮫島選手vsブラジル選手の
2vs1が完成。あとは、ひたすら2vs1が出来ていくから良く見てみよう!

当然、鮫島選手へパスが通る。すると、川澄選手が動き出す。
完全な2vs1の出来上り!
もちろん、この後は川澄選手へのパスがでる。

次は川澄選手と菅澤選手で2vs1。
菅澤選手が裏へ抜ける動きで完全に相手を置き去りにします。

この後、センタリングが入り、最後に宮間選手がごっつあんゴールという流れ。

素早いサイドチェンジから、数的優位を作り出し、相手を崩していく!

お手本のような流れでした。

Author: tademako

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