攻撃の共通意識
- 2013年07月19日(金)
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今年のチャンピオンリーズ決勝。何回観ただろう。たぶん20回は観たな。ハイライトとか含めたら100回くらい見たかも…
毎晩この試合を観ながら少しずつ頭を整理し、守備戦術編に続く、 『 攻撃時の共通意識編 』 を作ってみた。
ボールを奪った後どうすればいいのか?
ボールを持ったとき、どうするのか?
基本、選手達の自由。
でも、選手間の意識があっていれば、もっと色んなことが出来るだろう。
いや、本音で言えば、 ” 敵にやられるリスクが減る ” だろう。
実際、迷いのある選手もいる。
じゃ、最低限のお約束、『 幅と深さ 』 に次ぐ、もう少し細かいお約束を作ってみよう。と思い、選手達の特徴とチーム力を最大限に考慮し ” 出来る事 ” を考え始めた。
一応形になった。
しかし、これは選手達の ” 自由 ” を奪う恐れがある。
構想開始から2週間。
色んなことを削ぎ落とし、最低限の3項目まで絞り込んだ。
でも、選手達に渡し、徹底させるべきかまだ悩んでいる。
渡すなら、勉強会も開き徹底したい。もう、技術でなく意識をそろえる。
渡したのに 『 好きにしていいよ 』 は、選手達にとって最も中途半端になってしまう。
まだ、決断できない...。
合宿の様子を見て決めよう。
観たい選手がいたら、こっそり見せてあげる。
そこから選手間で会話して広がっていくのがベストなんだよな。
もちろん、『 コーチがさぁ、・・・だって 』 はダメ!
[…] 2-2のドロー。後半はフルボッコ状態で、『 勝てたんじゃね!? 』 的な雰囲気がありますね。色んな意見があると思いますが、僕は危機感を感じたほうです。絶対的なスタメンで望んでいないオランダ対最強日本代表。で、引き分けってことは、W杯本番でもし対戦した場合は、どうしてもディフェンシブに闘うしかなさそうかなと。後半も、まったくボールがつなげられないオランダ相手に、個人で突破されるシーンがあったのは特に気になる。 ボールを保持したときは、全体的に ” 前へ ” の意識が高く、チャレンジしていたことは伝わった。個でターンをするシーンが多く見られ、大迫選手の1点目は、長谷部選手のターンから始まった。しかし半面、個でボールを失うシーンがいくつかあったのも事実。 また、4トップのように選手を配置する攻撃パターンには衝撃を受けた。もっと衝撃的だったのは、オランダ2点目の、VDVのスーパープレー。胸トラからダイレクトで逆サイドへ展開。あれは、” 次のプレーイメージ ” がないと出来ないプレー。まさに、 ” 面白いプレー ” だったよね! 日本代表の2点目も、” 面白いプレー ” があって、日本代表史上最も素晴らしいゴールなんて声も上がっていますが・・・。僕は、この得点よりも、大迫選手の1点目。よりも、惜しくもゴールにならなかった、柿谷選手の決定機が大好きな攻撃パターン。 実は、誰にも見せることなくお蔵入りとなってしまった、2002年組市大会に向け作成した 『 攻撃時の共通意識編 』 に書き記した ” 狙いどころ ” が、まさにこの形だったのだ。誰にも見せることなくお蔵入りしてしまった極秘資料の一部を、特別に公開しよう。※過去記事:攻撃の共通意識 […]