稲毛FC 2002年組

2013-02-17：練習報告　キープから突破

　
今日のトレーニングは、最高だった！！

前回観られた 『 化学反応 』 が、ドンドンチームに浸透していく感じ。
トレーニングもゲームも、１つ１つこだわりを持ち、楽しく、そして勝負に対し真剣に取り組んでいた。笑い声も聞こえ、お互いが要求し、叱咤も激励もあった。声が沢山聞こえた。観ていてワクワクした。最高にサッカーを楽しんでいたと感じた！！

午後、グランドが空くというので、急遽トレーニング時間を午後にシフト。
先日の練習試合（自分は行ってないので、レポート無し）で怪我をしたリョウマを除く１８名参加。
　
トレーニング開始前、選手達を集めて伝えたこと。
　

『 上手くなる為にトレーニングすること。” 今日はそんな気分じゃない ” なら帰ってください。残る選手は、トレーニングが終わった時、サッカーって楽しいなと思えるように全力で取り組むこと。 』
ま、そう言って帰っちゃう（帰えれる）選手ってなかなかいないですよね…
　
と、僕の本気の思いを伝えたところからトレーニング開始。
　
今回のトレーニングテーマは、　『 パスのコミュニケーション 』 に加え 『 キープから突破 』。
ボールを奪われないようにキープし、隙を見つけて突破する。ここから、基本テクニックドリブル編のＳＴＥＰ２に入る。相手を感じながら、両足を使いドリブル（キープ）に変化をつけることを覚える。先日の試合、対人でボールを奪われたり、突破されるシーンが多かったので、対人でのトレーニングを取り入れることも含めＳＴＥＰ２へ入ることにした。
　
では、トレーニングメニュー

◎　ウォーミングアップ
　－体操
　－フリーパス
◎　ドリブル
◎　キープ ⇒ 突破
　－キープするドリブル
　－１ｖｓ１
◎　スクエアパス（３パターン）
◎　ゲーム（７ｖｓ７）

◎　ウォーミングアップ－フリーパス
３人３チームを、１０ｍ四方に入れて、チーム同士のパス交換。もちろん動きを入れて。

ボディーシェイプ・コントロールの質 を忘れないように（思い出させるように）、ウォーミングアップを兼ねて。ここでも、『 パスで一番大事なのはコミュニケーション！ 』 と言うことを口酸っぱく。

◎　ドリブル
いつものコーンドリブルの前に、一直線ドリブル１０本強。これは、先日の試合、コウチャンがチャンスでドリブル失敗したから、復習を兼ねて（本人は苦笑いしていた）。その後、１０分間のコーンドリ。自分との闘い。自分との勝負。勝負できていた！！

◎　キープ ⇒ 突破
まずは、三角形に配置したコーンをドリブル。相手と並走しているイメージで。相手から遠い足を使ってドリブルすること。１ヶ月で、足の裏を使ってボールを運べるようになる（左右両足）！

次に、ボールを後ろに引きながら素早くターンする練習。背中に相手をおき、隙を見つけて素早くターンするイメージ。相手の力を利用することも教えた。

最後は、ラインゴールの１ｖｓ１。至近距離からボールを受け、ラインゴール突破。
第１は、ボールを奪われないこと。その為に、相手から遠い足でしっかりボールをキープすること。
第２に、突破のためＤＦと駆け引きをすること。
第３に、隙を見つけたら、素早く反転しＤＦの裏を取ること。

◎　スクエアパス（３パターン）
これは、前回と同じ。コミュニケーション（特に、要求とタイミング）、強いパスを徹底。

◎　ゲーム（７ｖｓ７）
フィールド６＋ＧＫ。システムは、２－３－１。『 深さと幅 』 『 １ｖｓ１の勝負 』　『 ハードワーク 』だけ伝え、ポジションは選手達が入れ替えながら。

冒頭にも書いたが、観ていてとても楽しかった。素晴らしいゲームだった。声が沢山出ていて、要求しまくり。ゴールを決めたら、皆でハイタッチ！最後尾のハルトから、最前線へスルーパス連発。こぼれ球を駆け上がった選手がミドルシュート。マイナスのセンタリングから見事なゴール。タツキ・ユウマの連続ワンツー。ヤマトは前線のボールキープから反転（今回の練習でやったこと）。
全員がゴールを目指し、全員が勝負にこだわっていた。 『 素晴らしいぃぃ！！ 』 としか声をかけなかったんじゃないかなぁ。

トレーニングが終わって選手に 『 サッカー楽しかった人？ 』 と聞くと、 全員（ぜんいん）が自信満々に手を上げた 。
　
トレーニングに参加した選手達は約束を守り、今回のトレーニングは大成功だったということ。

サッカーは楽しい！！
　

Author: tademako