柿谷選手のスーパーゴール

 
C大阪の柿谷曜一朗選手。今年、大ブレイク中の選手ですね!
25日、対名古屋戦で柿谷選手のスーパーゴールが生まれました。
 
受ける ⇒ コントロール ⇒ 放す(シュート)
 
どれをとっても、最高のプレーなので2002年組の選手達に紹介します。


 
◎ 受ける
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一瞬でDF( 闘莉王選手 )の背中を取っています。具体的には、前に進みながらではなく、斜め後ろに大きく回るようなイメージでDFの視野から外れます。つまり、DFの動きと逆の動きをします。これでは、最後尾に位置するDFは、マークに付くことが出来なくなります。

さらに、その状況を把握し、ゴールまでのプレーイメージを持った ” コントロールする場所 ” へボールを ” 要求 ” しています。
 
 
◎ コントロール
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この2枚は、ボールに触れた瞬間と、その直後の写真です。
 
まず、完全に跳んでいることで、体全体の力が抜けます。
そして、力の抜けた左足で、ただボールに触れるだけです。

” 力が抜けた左足 ” を証明する写真が、2枚目の写真です。

左足首から先が、ボールの勢いに押されて右側( 内側 )へ傾いているのが分かると思います(ソックスの白いマークのずれ方を見ても、つま先が右側(内側)に押されたのがわかります)。
 
コントロールするために最も大事なことは、” 力を抜くこと ”。
以下の過去記事をもう一度確認してみよう。
コントロール その2:止めることは簡単なのだ
コントロール その3:力を抜く方法
 
 
◎ 放す( シュート )
完璧なコースですね!
 
 
とてもシンプルなプレーの中に、ものすごく高度な個人技術満載なゴールでした。
 

Author: tademako

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