”圧倒する個”になる!

 
まだまだ、指導者としての反省が続く。
 
 
日曜の夜、天皇杯2回戦のダイジェストを観た。Jチームが、JFL、社会人といった格下チームに敗れたことを大げさに取り上げる。Jチームからすれば、相手は3部とか4部の格下チーム。でも、札幌・FC東京・神戸・鳥栖・広島・甲府(J2)の6チームが敗れた。広島は現在リーグ2位、鳥栖は5位。いわゆる”ジャイアントキリング”の大発生。
 
『日本最高峰のリーグで戦う選手達では、3部の選手達を圧倒できないんだ』
 
これが僕の率直な感想。

個でもチームでも圧倒できないという現実。チーム同士を比較したとき、個と個の勝負でウィークポイントがいくつかある現実。相手に『勝負できるポイントや隙』があれば、気持ちが強く賢い”挑戦者”なら勝つ可能性はある。圧倒的に負ける箇所をさけ、可能性のあるポイントで勝負をすればいい。
 
 
逆に、勝つ可能性を最も高くする方法は、相手を個でもチームでも圧倒すればいい。
圧倒できる個を、相手より多く試合に参加させることが出来るかである。
 
 
実は、2002年組の近く(場所です)には、U-10で関東2位になったチームがある。
そのチームは、先日2002年組が予選落した市大会予選で、他チームに圧倒的な勝利を収めた。おそらく選手個々が、相手チームの個々を圧倒したのだろう。
 
 
一方、僕が市大会に向けてやってきたことは、選手達に気合を入れ、小手先の戦術を伝え、きらりと光る選手の活躍にのってジャイアントキリングを狙う、まさに3部以下の挑戦者だった。
 
 
2002年組は弱小チームではない。
 
光る個を持った選手達は沢山いる。
 
圧倒できる可能性のある個は沢山いる。
 
僕が考えなければいけないことは、どうすれば光る個を、圧倒できる個にする支援ができるのかということ。圧倒できる選手を増やし、圧倒できるチームにしていくこと。
 
まだ遅くない。まだまだ変身できる。
 
相手を圧倒する個になってやろうぜ!
 

Author: tademako

One Response to “”圧倒する個”になる!”

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