2012-12-15:練習報告 受けるタイミング

 
一日雨予報だったためか、現場で既に降っていたのか分からないが、楽しみにしていた平川SCカップ決勝トーナメントが来週に延期となった。残念。

もうひとつの心の声:これで、自分のフットサルリーグに参加できる!!

で、雨もまだ降っていないので、通常練習に切り替え。
*3年のコーチの皆様、急遽予定変更となりスミマセンでした。22日よろしくお願いしますm(_ _)m

前回やりたかった、CBをCFとOFで攻略する方法をやろうと決める。

トレーニングメニューは以下の通り
◎ アップ
◎ コーンドリブル
◎ コントロール&パス(ボディーシェイプ)
◎ ポストシュート
◎ ゲーム

 
◎ コーンドリブル
これは、HAYATOとの朝練でもやってること。4本のコーンを僕の1歩(70cm)間隔に並べ、その間をドリブルするだけ。選手達、ゆっくり丁寧にやればコーンにぶつからず進むことはできる。が、そんなのチマチマボールを触ってるだけで、ゲームで活きる技術ではない。前回のレッドチームの状態。
目的は、『 試合で活きる足元の技術 』 を身に付けること。無意識にボールを操れる ” 感覚 ” を身に付ける。
『 コーンにぶつかってもいいからスピード!! 』
と声をかけ続ける。ちょっとすると、すぐに ” 丁寧 ” にドリブルをするから、声をかけ続ける。10分くらいすると体と一緒にボールを運べる選手が出てくる。姿勢が悪い選手には、個別に声をかける。コントロールするときにスピードが落ちる選手にも声をかける。
当分継続に決定!

◎ ポストシュート
単純なシュート練習。CFがポストプレーヤーとしてボールを収め、飛び出してくる2列目がシュートを打つ。

よく観るトレーニングメニュー。ただし、今回ポスト役は必ず一回コントロールする。理由は、コミュニケーション寄せる(もらう)タイミング をポイントにしから。ポストプレーヤーのコントロールの状況・精度を観て、動き出す方向を判断し、要求を出さなければいけない。ポストプレーヤーがパスできない状況で動いても(フリーになっても)、ボールは来ないんだから。

まぁ、何も伝えず始めると、CFにボールを渡したらすぐダッシュ。ボールが戻って来るまで止まって待つことになる(そうなってしまう距離にオーガナイズしたから当然)。
「 それだと、DFにバレバレじゃない? 」
「 ずっと、そこで待つの? 」
なんて伝えながら、最終的にはCFのコントロールの状況を見て動き出そうと伝える。

備忘録:今回は、ポストで受けるCFの動き方、シュートを撃つときの動き方、つまり相手との駆け引きについては一切伝えず、タイミングとコミュニケーションだけに特化した。

 
◎ ゲーム(リーグ戦)
ボールコントロール・ボディシェイプでいいプレーが出てくるようになってきた。意識してるのか、無意識なのか分からないが、確実に成長している。
ただ、ゲーム前に伝えた『 深さと幅 』は、なかなか上手くいかない。前回トレーニングした、前を向いた選手に任せる(DFラインでサイドチェンジ)はまったく見られない。どんどん突っ込む… 深さ(高さ)が出来ないので、今日トレーニングしたポストシュートも出てこない。ポストシュートで入れば3点!とかルールを追加しようかと思ったが、今回はそのままにした。ゲーム開始前、リーグ戦の優勝チームが市長旗杯に出場することにしたと選手達に伝えた。その為か、必死感が出てきた。今回は、その必死さを大事にしてみた。
ただ、『 深さと幅 』を意識付け出来るトレーニングを続けることが必要だとわかった。

 
ポストシュートには、別に2つの目的もあった。
1つ目は、ヤマトに ポストプレーという選択肢を知ってもらう こと。もっと、落ち着いてプレーをしていいのだが、まだ自信が無いように感じる。選択肢を増やすことで余裕が生まれることもあり、知ることは重要。ただ、技術面で大きな課題がある。コントロール・パスとも ” つま先が下に向く癖 ” があるのだ。よって、ボールの正しい位置を触ることが出来ないため精度がバラバラになる。これは今後の成長を妨げる ” 悪い癖 ” なので基礎トレーニングで声をかけ続けなければいけない。

もう1つは、コウチャンのシュートの撃てるタイミングを増やすこと。ボールをコントロールしてから5歩目で撃ちにいきDFに引っかかるシーンが多い。それ以下だとガクンと精度が落ちる。1歩、3歩の踏み込みで同じ精度のシュートが撃てるようになれば、もっと点が獲れる選手になる。個別トレーニングで精度を高めていきたい。

 
個々の選手に特徴が出てきたため、選手毎に伝えたい ” 選択肢 ” や ” 技術 ” が異なってくる。選手達の特徴を活かした成長を促がす為に、” 観る力 ” と ” 伝える力 ” を伸ばさなければと日々プレッシャー…
 

Author: tademako

One Response to “2012-12-15:練習報告 受けるタイミング”

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